カイロ・ウノ(chiro-uno)=^.^=宇之助室長の猫の手

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香害

2008年05月28日 | NAET
 最近、困る事・・・

 それは、強烈な柔軟剤のにおい。

 私は通勤に東海道本線を使っています。

 どうやら外国製のものらしいのですが・・・

 4~5メートル離れていても臭うのです。

 使用量を間違えているのかな?ぐらい強い人もいます。
 (実際、計量の表示がわかりにくいようです。)

 そして・・・なんとこの柔軟剤の注意書きには「赤ちゃんの肌着への使用はさけてください。」の一文があるのだそう。

 衣類の柔軟剤なのに、なぜ???

 除菌雑菌が生きられない人間の表在菌も生きられない

 という構図であれば、確かに身体にはいいものではないというになります。

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 当たり前なのですが、使っている人は「良い匂い」と感じている、もしくは「あまり臭いを意識していない」のです。

 嗅覚は非常に重要な感覚ですが、順応を起こしやすく、長時間嗅いでいると次第に感覚が鈍くなりやすいのです。

 このため、だんだん量を多くしてしまうこともあるようです。

 におい分子は化学物質です。

 長時間、化学物質にさらされるのは、嗅細胞(神経細胞)にとってよいとは思えません。

 においに対する感覚の異常を嗅覚異常といいます。

 嗅覚異常には、嗅覚鈍麻(Hyposmia)、嗅覚消失(Anosmia)、嗅覚過敏(Hyperosmia)等があります。

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 増田カイロプラクティックセンターには、化学物質過敏症(CS:Chemical Sensitivity)に苦しんでいる患者さんが来られます。

 微量の化学物質に反応し、粘膜・皮膚・呼吸器・循環器・消化器・神経系などに様々な症状を誘発します。

 CSは他人事ではありません。

 CSの患者さんの著書によれば、花粉症は非常にCSと共通点が多いのだそうです。

 杉などが多い山村では花粉症の患者は少なく、都市部では極端に患者が多い・・・

 考えてみれば、不思議な話です。

 排気ガスが要因ともいわれていますが、抗体が増えることによって、お風呂の水があふれるように突然発症する花粉症・・・

 私は10年来の花粉症です。

 CSが花粉症と似ているなら、私はCS予備軍かも知れません・・・

 予防のためにも、現在NAETでせっせと継続治療中です。