カイロ・ウノ(chiro-uno)=^.^=宇之助室長の猫の手

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なぜ人は年をとると物忘れがひどくなるのか?

2008年05月08日 | 雑学
 私の住んでいる三島市では、東京キー局の放送をみることができます。

 先日、TBSの「21世紀エジソン・諸説あり」という番組で、保井志之先生の説が採用されていました。

 保井先生は、増田カイロでも使用している「パチパチ」、アクティベータ・メソッド・インターナショナル(AMI)の公認日本国内ディレクターです。

 なお、放映は2008/04/29 23:55~でした。

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 内容は、「なぜ年をとると物忘れがひどくなるのか?」という説に対して、パネリストが諸説を提示し、参加者がその諸説についてディスカッション後、その説は「有or無」を多数決で決定するというもの。


 そんなの忘れてやるよ説(保井先生説)

 覚えているとつらい事や、ストレスを感じると、その出来事を無意識に押し込めたり、忘れたりする。

 この「忘れる癖」がつくと、覚えていなければならないことも忘れてしまう。


 そんなの覚えられないよ説

 現代の情報量は、江戸時代の情報の1万倍もあり、脳の機能が追いつかない。

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 また、年をとると「物事に対する好奇心が減少するため、海馬に入る刺激が少なくなり、記憶力が低下する」とも言われています。

 何歳になっても、「興味を持つ」という意識が重要のようです。

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 最近、認知症(痴ほう症)の早期発見と治療を目的とした「物忘れ外来」を設置する医療機関が増えているようです。

 物忘れが年相応であれば問題はありません。

 加齢による物忘れは
 ・人の名前や字を忘れるなど
 ・ヒントを与えることにより思い出すことが可能
 ・本人が記憶力の低下を自覚している。

 一方、アルツハイマー病などの前兆として表れる病的な物忘れは
 ・新しいことが覚えられなくなる
 ・同じことを何度も質問する。
 ・捜し物が多くなる。
 ・記憶力が低下したという意識が薄い。
  (作り話をして物忘れをごまかすこともある)

 本人は気がつかないことが多いため、家族が注意深く確認することが早期発見の鍵となるようです。