ちねんの部屋

劇団鳥獣戯画主宰 知念正文の日記

11月5日

2021年11月05日 | Weblog
 セリフだけで評価する人が少なからずいて、残念な思いをする。ボクらにとって踊りもパフォーマンスも装置も照明も、いうなれば、セリフ。多くの場合、セリフ以上に労力と時間をかけている。彼らはそちらにはまるで触れることがない。
悪口を言えば、彼らはアートや踊りや歌のセンスを持ち合わせていないのに、口だけ達者で威張っているのだ。
その意味では、理論武装をせず素直に舞台を楽しみに来たお客様の方が納得できる評価をしてくれる。
それでも、ボクらのようなしち面倒くさい劇団を論理的に評価してくれる方がいないと、ボクらは世間的に葬り去られてしまう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする