上司も羨む夢の超大型連休から、現実の世界へと呼び戻されてしまい、ついに
2学期が始まってしまいました。 世界中の企業戦士の皆様いかがお過ごしでし
ょうか? 植木が枯れたからって、いつまでも凹んでばかりいられません!
さて、今日は、いずこへ?? そうだ、千葉外房、天津港へ行ってみよう!!
1.移動 9:20~
本当に、関東の釣りってのは腰が重くなってしまうんですよね。 だって、渋滞に
はまるし、高速料金はかかるし、Wパンチ、いやいや、釣れないとくりゃ、トリプル
パンチでノックダウンですよ。 早起きは嫌いだし、通勤ラッシュが終わった頃を
見計らって行けば大丈夫じゃないの? そんな甘い考えで自宅を9:20出発です。
天津港までは首都高、アクアライン、一般道で約130kmの距離です。 早速、道
具を車に積み込み、出発進行!! 天候は晴れ、気温26℃と絶好調! 9:20

2.首都高 9:53~
5号線、高島平から首都高へ入り、志村料金所を通過した所にある電光表示板
を確認すると・・・ 予想に反して、結構渋滞していますね・・・ 予想通りとも言い
ますが・・・ ここって、去年都内生活を送っていた所の近所なんですよね。

や、や~、め~、て~ 恐るべし、コンクリートジャングルの罠! ここは、皇居
江戸城のお堀近所の竹橋JCTです。 お約束の渋滞、真っ只中でございます。
知ってましたか? 首都高のって約1時間経過してます・・・ マジかよ? 10:47

江戸橋JCTから、渋滞に開放されC1で銀座、汐留、レインボーブリッジと超快適
に通過です。 いままでの渋滞は何だったのでしょうか? お台場、大井、羽田
・・・ あ、あ、あれ、あれ、あれのれ~~ 何ですか?このナビ情報は? マジ
? 嘘でしょ? 慌ててラジオのスイッチを入れると・・・ 事故渋滞! 11:16

川崎浮島JCTで、アクアライン方面に向かいます。 3車線の真ん中を通って
いたんですが、左レーンに随分車が並んでるなぁ~? なんて思ってたら、あん
たも左側に向かうんとちゃうかな? あんたって、もしかして俺?、俺俺?詐欺?
どんまい、どんまい、親切な方に譲って頂き、事なきを得ました。 11:41

まだ、まだ渋滞中でございます。 JCTを通過して合流地点へ向かう所です。 の
ろのろですが、少しづつ前に進んでいます。 まだまだ先は長いのです。 11:52

川崎浮島JCTを抜けたところにあった電光掲示板には、渋滞8kmの表示です。
アクアラインのトンネルを超極低速運転でやっと海ほたるまで3kmの地点へ到着
です。 すでに、自宅を出発して3時間40分が経過しています。 何なの? 12:58

やっとの思いで、事故現場を通過してトンネルを抜け出しました。 地上に出ると
もう、快適、快適、超快適です。 毎度の事ですが、アクアラインっていつも風
が強いですね。 今日も吹流しは真横を向いていました。 木更津金田I・Cで高
速をおります。 時は既に13:07 出発して約4時間経過と言ったところでしょうか
国道409号、410号で久留里、亀山ダム、ちょっと険しい山岳道で七里川温泉脇
を通って、南下し、やっとの思いで本日の目的地、天津港に到着です。
自宅からの所要時間:約6時間 移動距離:約130km 首都高:900円 アクアラ
イン:800円 これで良いのか関東釣り紀行・・・ 一大イベント並みです!
3.天津港 15:23~
やっとも思いで、天津港へ到着しました。 今日はいったい何の日なんでしょうか
? ドライブ? 竿を出す前から、やる気モードは失せてしまいました・・・ 港内
の様子を伺うと、数名の釣り人の姿がみえます。 投げ、サビキ、エギング・・・
流石に、今日は他の漁港を調査する気力は残っていません! 早々に車を止め
て、道具を準備して釣り場へ移動です。 ここは、駐車スペースも広く、当然無料
なので釣り人にはとても優しい漁港です。 フェンスの入り口は一番左側が開放
されており、そこから防波堤に入れます。 遊漁者への注意事項も書かれている
ので確認しておきましょうね。 そう、そうここにはトイレがありません! 16:13

全然混雑していないので、家族連れにも良い釣り場です。 サビキで小物が釣れ
ているようでした。 ここは夜の部でアジを狙うことにしましょう・・・ 16:14

外海を狙える赤灯台の堤防です。 先客2名がフカセで攻撃していました。 挨拶
をして状況確認し隣へ入れさせて頂きました。 釣果は無しとの事でした。 今回
の荷物はこんなもんです。 車からの移動は約200mくらいかな? 16:18

とりあえず、投げ竿3本準備します。 常にロッドにリールと仕掛けを装着した状態
で持ち運びしてます。 ドラグを緩めて、竿を伸ばし、このように3本並べて、餌を
装着します。 先に三脚に海水を入れたバッカンを取り付けておきます。 16:35

準備が出来たら、片平なぎさ風に右手にファインガープロテクタを装着して、竿を
持ち、適度に錘と仕掛けをたらし、右手人差し指にラインをかけ、リールのベール
を倒し、竿先を後方へ移動させ、両足を大きく前後に広げ、腰を落とし、タイミング
をはかって、大海原へ向かって、フルスウィング!! おぅりゃ~~~!! シュ
ル、シュル、シュル~~、ジャボン! 狙い通りに弧を描き着水! 投げ釣りって
このフルキャストする感じが最高ですよね。 ん~、気持ちいい~・・・ 3本の竿
を出して後は、あたりを待つだけです。 何が釣れるんでしょうね? 16:45

投げ竿セットして間もなくです。 漁港から漁船の音が響いてきました。 おっ、
出漁の時間か? と思っていたら、な、な、な、何と竿を投入している付近に近づ
いて来るではあ~り、ませんか! これは大ピンチかも? かろうじてラインをク
ロスすること無く、漁船は通過していきました。 その後の様子を伺っていると、テ
トラや岩場の魚の居そうな場所に網を仕掛けているではありませんか! もとも
と漁港は漁師さんのものですから文句なんて言えません! でも本当に魚が
居そうな場所に、ぎっしりと網を仕掛けていくんですよね。 参った! 16:49

投げ竿をセットしている付近にも網を仕掛けていきます。 本日2回目の、や、や
めて~~ 恐るべし、地元漁師! こんなの日常なんでしょうか? 16:55

堤防の反対側の根漁でも狙えそうな狭い場所にも網を仕掛けています。 油断
も隙もあったもんではありません! でも文句は言えませんよね・・・ 17:02

6時間もかけて移動して来たんですから、こちらもそう簡単には引き下がれませ
ん! 先客の2名は早々に諦めて場所移動しています。 私は、仕掛けた網の
邪魔にならない手前のポイントへ仕掛けを投入しなおしして、あたりを待ちます。
こののんびりした雰囲気は最高なんですが・・・ 網さえ無ければ・・・ 17:21

嫁は、ブラー8gにイソメを付けて防波堤際やチョイ投げで根漁を狙っていますが、
全然アタリは無いと言ってました。 魚が居ないのでしょうか? 17:36

投げ竿の反応は一向にありません! 本領発揮とでも言っておきましょう!
そろそろ30分が経過しました。 とりあえず、餌のチェックです。 大きく竿
をあおって錘を浮かせ根掛かりさせないように仕掛けを回収します。 仕掛
けは全く重量感も無く、何の変化もありません! 掛かっていたのは極小
のフグです。 いや~、ここにも魚が居ないって事なんでしょうか? 18:06

気を取り直し、再度投げ竿を投入します。 流石にちょっと暇になってしまい、エギ
ングでもやって見ることにしました。 地元のエギンガーも登場し灯台前の船道
を攻めています。 話を聞いてみると、ここでもアオリイカが釣れるとの事で、今
年はちょっと遅いような事を言ってました。 夕まずめで期待したんですが、エギ
への反応は全くありませんでした。 18:30を回り、そろそろ日没の時間が迫って
きました。 こりゃ潮時ですね? 常夜灯のあるポイントへ移動です。 18:43

地元漁師さんが漁船で出動するまで、防波堤で頑張っていた先客2名も既に同じ
ポイントに移動していました。 夕方はアジを狙うとの事だったので、様子を伺っ
てみると・・・ 全然ダメとの事。 同じところでは、チビイワシがポツポツあがって
いるようでした。 この時期のターゲットはアジメインなんでしょうか? 全然様子
が判りません! 常夜灯の前は人気ポイントのようで、先端部から先客が陣取っ
て頑張っています。 私も人気の少ない手前側に投げ竿3本セットします。 狙い
は、根漁、メバル、ソイ? 釣れれば何でもOKです! 夏場で日没時間が長く
なったとは言え、先週まで日本の最西端に居たので、関東の日没は早いような
気もしますね? 多分、1時間くらい早いと思います。 19:21

いつものように、投げ竿をセットして、ルアーロッドで、メバルを狙い打ちします。
しか、期待とは裏腹に全くノーバイト・・・ 本当に関東の港には魚は居るのか?
って感じです。 北国、増毛港では日没後には、かなりの高確率でソイがヒット
してましたからね・・・ 腕が悪いのか?タイミングなのか? 関東の釣りはマジで
難しいです。 そんな感じでふと投げ竿の穂先を見ると、一番右側のラインが弛
んでいるような、いないような? 夕方から風も強くなってきたし、潮の流れも変
化してるし、気のせいか? 3本とも糸ふけを取って様子をみます。 ん?ん、ん
? やはり、一番右側のライン弛んでいるよな? ピク、ピク! 穂先も動いたよ
うな、動いていないような? 錯覚か? いや? とりあえずリールを巻いてみる
事に・・・ ありゃ? 糸ふけを取って、竿を大きくあおると、あれ? ちょっと重い
んじゃないの? た、確かに? リールを巻くと、大きくロッドがしなっています。
これは間違いなく、何かヒットしているようです。 しかし、生命体反応が感じら
れません! 藻か? さらにリールを巻くと、ビシャ、ビシャ、ビシャ・・・ おっ、何
か居ますね? な、な、何だ! で、出た~~ この感覚、久々の手応えです!
それにしても大きいですね。 関東釣りの初ヒットは大型アナゴでした。 19:35

これは、想定外ですね。 まさかこんな所でアナゴが釣れるとは・・・ 普通はアナ
ゴが釣れると仕掛けもグチョグチョになるんですが、ローリングしてなかったんで
ご覧のとおり、仕掛けも無事でした。 スケールを当てると約70cmでした。 デカ!

一応、他の竿も回収してみると、全然変化無し! 時々、貝が釣れる程度です。
この貝がヒットすると、針が外せず困るんですよね? ハリスを切るしか方法が
無かったりします。 忌々しい貝です。 あっ、餌はイソメ使ってます。 19:45

やはり、先ほどのアナゴはまぐれだったのでしょうか? その後が続きません!
往路で6時間もかかって、ちょっとは疲れ気味です。 復路もありますから
ね・・・ 8時も過ぎたし、お腹も空いてきたことだし、そろそろ撤収モードに
突入です。 他の釣り人も気が付けば数人しか残っていません。 20:15

て、撤収! 当然ですが、投げ竿の穂先に変化は無く、リールを巻くと、またまた
つぶガイ様・・・ 勘弁してよ・・・ 針が外れないんですよね・・・ 20:53

昼の部、夜の部共に釣果はイマイチでした。 ターゲットのアジは全然ノー感だ
し、密かに狙っていたメバルも全然ダメだし・・・ 実力ですね・・・ ここ、天津港
は常夜灯がこんな感じで点灯されており、夜釣りするにも環境は非常に良いで
す。 アジシーズンになったら、もっと混雑するんでしょうね? 21:08

4.帰路 21:17~
荷物を片付け、帰路に着きます。 ナビをセットすると自宅までの距離は125km
高速使って2時間くらいかな? 渋滞覚悟で帰路につきます。 21:17

コンビニでトイレと夕食を買出しして、往路と同ルートで自宅を目指します。 一般
道で、アクラライン入り口の木更津・金田I・Cから高速道路に入ります。 ここは、
海ほたるのトンネル入り口部です。 天津港から約1時間半です。 23:05

日中の大渋滞は何だったんでしょうね? 悪夢ですよ! 帰路は超快適です。
すでに23時を回ってるし、大型連休でもないのでガラガラ状態です。 23:21

移動の車の中では、毎度のように反省会です。 なぜ、釣れないのか? そりゃ、
魚が居ないからでしょ? 時期と時間帯、釣り場ポイント、仕掛け、餌、タイミング
色々な要因があるはずです。 釣りってのは、釣れないと本当に面白くないんで
すよね。 もっと情報収集して挑まないといけなんでしょうか? そんな感じで、
今日も、愛と欲望が渦巻く大都市、東京、首都高の夜景を愉しみながら車を走ら
せるのでした。 いや~、マジで東京の夜ってのは凄いもんですね・・・ 23:25

帰路は、首都高の渋滞に巻き込まれる事もなく、移動距離約125kmを約2時間40
分で走り、日付が変わった0:08 無事自宅へ帰還しました。
本命のアジは釣れませんでしたが、関東に来てまともな初獲物、大型アナゴも
ゲットできたし、今日はプチ満足的な釣行でした。 皆さんも、連敗が続いても
きっと何時かは大漁になることを夢見て頑張りましょう! 渋滞マジ疲れました!
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