全日本、スーパースポーツ、ミドルクラスのバイクオーナーの皆様、こんにちわ。
酷暑もあっと言う間に終わり、やっとバイクの季節がやってきましたね。 皆様
元気にスポーツライディングを楽しんでいますか?
えっ? 大丈夫です。 ちゃんと履いてますから・・・ って大丈夫じゃ無いでしょ!
1.プロローグ
思い起こせば、2012年の7月末、北国最後の夏に旭川から宗谷岬に行ったのが
最後? 全くバイクに乗る事もなくなり、我が家の粗大ごみ状態と化してしまった、
ヤマハの’06 YZF-R6でございます。 2年前の秋口に奥多摩へ行った後は、ほ
とんどエンジンさえも始動していませんでした。
先日、同職場の定年退職者のお別れツーリングが開催されるという事で、その
前に江の島までプチツーリングに行ったのですが、低速低回転域でエンジン絶
不調! 明らかに失火状態と言うのか4気筒爆発しておらず、ツインか?と思っ
てしまうくらいバタバタと変な排気音がしてるし・・・ まっ、そのままお別れツー
リング(福島まで約630㎞)には行ったんですけどね・・・
近所の赤男爵店に行って修理しようと思ったんですが、お金は無い時間はある。
って事で自分で修理することにしました。 赤男爵で、調子をみてもらった時に
2番が不調だと言うところまで確認できたので、とりあえずプラグだけ交換しまし
たが、症状に変化はありませんでした・・・ 後は、インジェクターかイグニッショ
ンコイル・・・ しばしオークションで張り込んで、安価にインジェクターを入手で
きたので、重い腰をあげ、修理してみる運びとなりました・・・
2.修理開始 8:41~
バッテリーは外した状態で、バイクカバーをかけ野外放置です。 風化したカバー
はビリビリに破れ、機能を果たしていません。 カバーを外すと泥、土、砂で超汚
れています。 もったいないですね・・・ おまけにサビサビ・・・

3.入手したインジェクター 送料込みで約4000円
これは、08モデルのセカンダリーインジェクターです。 部番を調べて同じ物が使
われているようだったのでポチッと落札しました。 正規に購入するとインジェクタ
1個 11000円くらいします。 結構高価ですね。 しかし、この時点で落とし穴が
ある事に、全く気がついていませんでした・・・ も、もしかして・・・

3.タンク取り外し 8:45~
素人がこんな作業しても大丈夫でしょうか? バラシた順番に組み付ければOKで
しょ? 何故だか知りませんが、自宅に工具箱があり全然楽勝で作業ができそう
です。 イスを外し、左右タンク横の黒いカバーを外し、前後のボルトを外せばタン
クが取れるはずです。 ありゃ、ドレンパイプと燃料ホース、ポンプのハーネスが付
いてました。 このカプラは超外しにくいです。 腹が立ってしまう程です! 多分、
これだけで5分くらいかかってしまったと思います。 しかも、2ヶ所もあるし・・・

分解する時は、、組み立てる時のことを考えて写真に記録しておくと便利です。
後で大騒ぎしてもすでに手遅れです。 特に、高価なマニュアル(3万円?)を持
っていない場合はね・・・ 2本の配管とか判りにくいです。 燃料ホースはワン
タッチで外せるので楽です。 ガソリンもほとんど漏れないし・・・ 素晴らしい!
お写真は、タンクを外した図となります。 実は、この作業2回目です。 9:05

これが便利な燃料ホースのアタッチメントカプラです。 一番外側の黒い部分を
スライドさせて緑色部分を両側から押してパイプから引き抜きます。 インジェク
ター側から外したので、インジェクタハーネスとひっかかってちょっとコツが必要
です。 無理やり行うとハーネス切れたり、カプラのOリング壊れそうです。 9:05

続いて、エアクリーナボックスアッパーカバーを10本?のピスを回して取り外しま
す。 エアクリーナ交換と同じ作業ですね。 あっ、ガソリンタンクは外さなくても
交換できますね。 THバルブ廻りのカーボン付着は大丈夫か? 黒いね? 9:15

ロアカバーはどうやって外すの? 着いてるネジを外せば取れるでしょ? ん~?
そうね・・・ ファンネルの取り付けネジ6本を外して、グラグラ揺すったら、無事カ
バーが外せました。 プライマリーインジェとセカンダリーインジェを繋ぐ、燃料ホ
ースを外して分離させます。 結構簡単に外せましたね。 拍子抜けです。 9:20

ロアカバーを外すとスロットルボディーが現れ、待望のインジェクターが姿を現せ
ます。 その前に、ハイオクガソリンに含まれた着色料、ガム分などの様子をチェ
ックします。 エンジン不調の根源の可能性もありです。 駐車はサイドスタンド
状態で止めているので左角部の揮発できずに残ったデロデロ液体が溜まってい
ます。 7年分の蓄積物です。 洗浄台は無いしCRCとブレーキクリーナーで綺麗
に拭いておきました。 パッキンとファンネルも綺麗に清掃しました。 9:21

4.インジェクター交換のはずが・・・ 9:24~
ありゃ? インジェクターってどうやって外すの? コネパイのネジ2本外せば取
れるじゃないの? う~、結構固いねぇ~。 ねじ山潰さないようにしっかりドラ
イバーを保持して、おりゃ! うりゃ! パキッ! 上手に外れました。
ん? ん? んん? インジェクターの色、違うんじゃない? あっちゃ~ マジ?
何なの? プライマリーとセカンダリーの部品番号が同じだったんで、共有化され
たと勘違いしてました。 後で調査してみると、機種番号が違ってました~!!
無駄な出費となりました。 ガ~ン! ご終章様です。 でも後戻りはできません!
仕方が無いのでインジェクターの清掃だけすることにしました。 トホホ・・・ 9:24

ビフォーアフターです。 #2インジェクターの様子 約37000㎞ ノーメンテ状態
のインジェクターです。 ベタベタデロデロ、ホールの廻りにも着色料が付着して
います。 穴ふさがりは無いようです。 キャブクリーナーなんて高価な物は持っ
て無いので、ブレーキクリーナとウエスで綺麗に清掃しました。 当然 全気筒
清掃しました。 こんな軽いメンテで治るんかいな? 多分ダメだろうな? 9:25

アフターの図です。 見た目は綺麗になっていますね。 これで完全復帰? 9:28

インジェクターの内側も外側も結構汚れていたので綺麗に掃除しました。 ゴム
部品やOリングがあるので組み付け時は指定の油脂材を塗布しましょうね。 多
分シリコン系のグリスだと思います。 そんなもん持ってないんです、エンジンオ
イルで代用してみました。 高圧燃料が通るのでガス漏れは致命傷です。 9:46

5.再組立て 9:47~
インレットボートにゴミが入らないように、また、インジェクターのシールを痛め付
けないように組み付けます。 何だ、結構簡単だね・・・ THボディーの内側やTH
バルブのカーボンも綺麗に拭いておきます。 R6って電気仕掛けのTHなんですよ
ね。 アクセルグリップを開けてリンク部を押してバルブを開閉させます。 リンクや
ワイヤーも油切れしてて動きが渋いです。 CRCを吹きかけてやりました。 9:47

ロアケース、エアクリーナ、アッパーケースを組み付け、燃料ホースを組み付けま
す。 手順は分解した時と逆なんで簡単です。 組み付け後に再度忘れ物がないか
チェックしてガソリンタンクを載せます。 何だかねぇ~・・・ 定期的に乗らないと
こんな風に錆も出てしまうんですよ。 タンクキャップからのドレンパイプです。
このままでも問題ないけど、欠品にならないうちに購入した方がいいですね。 10:24

6.ミッションコンプリート! 10:37
タンクを載せて、燃料ホース、コネクタをつなぎ、固定用のボルトを締めて作業完了!
作業時間2時間です。 どれどれ、バッテリーをつないで、メインスイッチオン!
ウィーン、カチカチカチ! ポンプ作動完了! セルスイッチオン! カチッ! ん?
セルが廻らん! 再度、セルスイッチオン! キュルキュルキュル・・・ ボワン!!
ボロボロボロ・・・ ボッ、ボッ、ボッ・・・ 完璧! あくどいテルミニョーニか
ら、元気よく排気音が響き渡ります。 日曜日の午前中、ご近所様の迷惑にならない
ようにテールパイプをウエスで覆い、しばし暖機運転。 水温65℃でスナップ開始!
ブワォ~ン! ブワォ~ン! お~、完璧に燃えてるよ! 先日のようにツインのよう
な感じは全く無く、インラインフォアの音が響いています。 一応復帰か? 10:37

と言う事で、多分、エンジン不調は治ったと思われます。 ただ、実走行してないん
で何とも言えませんが・・・ 寒くならないうちにプチツーリングにでも行って
レポートしたいと思います。
しかし、メンテナンスする場所も無く青空整備? バイクは興味も薄れやる気無し!
工具持つのも何年ぶり? バイクは、スピード出るし、転ぶと死ぬよ。 一般道路
では、無理のない運転で環境にも優しい運転に心かけましょうね。
それでは、また・・・ 野蛮な乗り物は好きですか? エクスタシー???
酷暑もあっと言う間に終わり、やっとバイクの季節がやってきましたね。 皆様
元気にスポーツライディングを楽しんでいますか?
えっ? 大丈夫です。 ちゃんと履いてますから・・・ って大丈夫じゃ無いでしょ!
1.プロローグ
思い起こせば、2012年の7月末、北国最後の夏に旭川から宗谷岬に行ったのが
最後? 全くバイクに乗る事もなくなり、我が家の粗大ごみ状態と化してしまった、
ヤマハの’06 YZF-R6でございます。 2年前の秋口に奥多摩へ行った後は、ほ
とんどエンジンさえも始動していませんでした。
先日、同職場の定年退職者のお別れツーリングが開催されるという事で、その
前に江の島までプチツーリングに行ったのですが、低速低回転域でエンジン絶
不調! 明らかに失火状態と言うのか4気筒爆発しておらず、ツインか?と思っ
てしまうくらいバタバタと変な排気音がしてるし・・・ まっ、そのままお別れツー
リング(福島まで約630㎞)には行ったんですけどね・・・
近所の赤男爵店に行って修理しようと思ったんですが、お金は無い時間はある。
って事で自分で修理することにしました。 赤男爵で、調子をみてもらった時に
2番が不調だと言うところまで確認できたので、とりあえずプラグだけ交換しまし
たが、症状に変化はありませんでした・・・ 後は、インジェクターかイグニッショ
ンコイル・・・ しばしオークションで張り込んで、安価にインジェクターを入手で
きたので、重い腰をあげ、修理してみる運びとなりました・・・
2.修理開始 8:41~
バッテリーは外した状態で、バイクカバーをかけ野外放置です。 風化したカバー
はビリビリに破れ、機能を果たしていません。 カバーを外すと泥、土、砂で超汚
れています。 もったいないですね・・・ おまけにサビサビ・・・

3.入手したインジェクター 送料込みで約4000円
これは、08モデルのセカンダリーインジェクターです。 部番を調べて同じ物が使
われているようだったのでポチッと落札しました。 正規に購入するとインジェクタ
1個 11000円くらいします。 結構高価ですね。 しかし、この時点で落とし穴が
ある事に、全く気がついていませんでした・・・ も、もしかして・・・

3.タンク取り外し 8:45~
素人がこんな作業しても大丈夫でしょうか? バラシた順番に組み付ければOKで
しょ? 何故だか知りませんが、自宅に工具箱があり全然楽勝で作業ができそう
です。 イスを外し、左右タンク横の黒いカバーを外し、前後のボルトを外せばタン
クが取れるはずです。 ありゃ、ドレンパイプと燃料ホース、ポンプのハーネスが付
いてました。 このカプラは超外しにくいです。 腹が立ってしまう程です! 多分、
これだけで5分くらいかかってしまったと思います。 しかも、2ヶ所もあるし・・・

分解する時は、、組み立てる時のことを考えて写真に記録しておくと便利です。
後で大騒ぎしてもすでに手遅れです。 特に、高価なマニュアル(3万円?)を持
っていない場合はね・・・ 2本の配管とか判りにくいです。 燃料ホースはワン
タッチで外せるので楽です。 ガソリンもほとんど漏れないし・・・ 素晴らしい!
お写真は、タンクを外した図となります。 実は、この作業2回目です。 9:05

これが便利な燃料ホースのアタッチメントカプラです。 一番外側の黒い部分を
スライドさせて緑色部分を両側から押してパイプから引き抜きます。 インジェク
ター側から外したので、インジェクタハーネスとひっかかってちょっとコツが必要
です。 無理やり行うとハーネス切れたり、カプラのOリング壊れそうです。 9:05

続いて、エアクリーナボックスアッパーカバーを10本?のピスを回して取り外しま
す。 エアクリーナ交換と同じ作業ですね。 あっ、ガソリンタンクは外さなくても
交換できますね。 THバルブ廻りのカーボン付着は大丈夫か? 黒いね? 9:15

ロアカバーはどうやって外すの? 着いてるネジを外せば取れるでしょ? ん~?
そうね・・・ ファンネルの取り付けネジ6本を外して、グラグラ揺すったら、無事カ
バーが外せました。 プライマリーインジェとセカンダリーインジェを繋ぐ、燃料ホ
ースを外して分離させます。 結構簡単に外せましたね。 拍子抜けです。 9:20

ロアカバーを外すとスロットルボディーが現れ、待望のインジェクターが姿を現せ
ます。 その前に、ハイオクガソリンに含まれた着色料、ガム分などの様子をチェ
ックします。 エンジン不調の根源の可能性もありです。 駐車はサイドスタンド
状態で止めているので左角部の揮発できずに残ったデロデロ液体が溜まってい
ます。 7年分の蓄積物です。 洗浄台は無いしCRCとブレーキクリーナーで綺麗
に拭いておきました。 パッキンとファンネルも綺麗に清掃しました。 9:21

4.インジェクター交換のはずが・・・ 9:24~
ありゃ? インジェクターってどうやって外すの? コネパイのネジ2本外せば取
れるじゃないの? う~、結構固いねぇ~。 ねじ山潰さないようにしっかりドラ
イバーを保持して、おりゃ! うりゃ! パキッ! 上手に外れました。
ん? ん? んん? インジェクターの色、違うんじゃない? あっちゃ~ マジ?
何なの? プライマリーとセカンダリーの部品番号が同じだったんで、共有化され
たと勘違いしてました。 後で調査してみると、機種番号が違ってました~!!
無駄な出費となりました。 ガ~ン! ご終章様です。 でも後戻りはできません!
仕方が無いのでインジェクターの清掃だけすることにしました。 トホホ・・・ 9:24

ビフォーアフターです。 #2インジェクターの様子 約37000㎞ ノーメンテ状態
のインジェクターです。 ベタベタデロデロ、ホールの廻りにも着色料が付着して
います。 穴ふさがりは無いようです。 キャブクリーナーなんて高価な物は持っ
て無いので、ブレーキクリーナとウエスで綺麗に清掃しました。 当然 全気筒
清掃しました。 こんな軽いメンテで治るんかいな? 多分ダメだろうな? 9:25

アフターの図です。 見た目は綺麗になっていますね。 これで完全復帰? 9:28

インジェクターの内側も外側も結構汚れていたので綺麗に掃除しました。 ゴム
部品やOリングがあるので組み付け時は指定の油脂材を塗布しましょうね。 多
分シリコン系のグリスだと思います。 そんなもん持ってないんです、エンジンオ
イルで代用してみました。 高圧燃料が通るのでガス漏れは致命傷です。 9:46

5.再組立て 9:47~
インレットボートにゴミが入らないように、また、インジェクターのシールを痛め付
けないように組み付けます。 何だ、結構簡単だね・・・ THボディーの内側やTH
バルブのカーボンも綺麗に拭いておきます。 R6って電気仕掛けのTHなんですよ
ね。 アクセルグリップを開けてリンク部を押してバルブを開閉させます。 リンクや
ワイヤーも油切れしてて動きが渋いです。 CRCを吹きかけてやりました。 9:47

ロアケース、エアクリーナ、アッパーケースを組み付け、燃料ホースを組み付けま
す。 手順は分解した時と逆なんで簡単です。 組み付け後に再度忘れ物がないか
チェックしてガソリンタンクを載せます。 何だかねぇ~・・・ 定期的に乗らないと
こんな風に錆も出てしまうんですよ。 タンクキャップからのドレンパイプです。
このままでも問題ないけど、欠品にならないうちに購入した方がいいですね。 10:24

6.ミッションコンプリート! 10:37
タンクを載せて、燃料ホース、コネクタをつなぎ、固定用のボルトを締めて作業完了!
作業時間2時間です。 どれどれ、バッテリーをつないで、メインスイッチオン!
ウィーン、カチカチカチ! ポンプ作動完了! セルスイッチオン! カチッ! ん?
セルが廻らん! 再度、セルスイッチオン! キュルキュルキュル・・・ ボワン!!
ボロボロボロ・・・ ボッ、ボッ、ボッ・・・ 完璧! あくどいテルミニョーニか
ら、元気よく排気音が響き渡ります。 日曜日の午前中、ご近所様の迷惑にならない
ようにテールパイプをウエスで覆い、しばし暖機運転。 水温65℃でスナップ開始!
ブワォ~ン! ブワォ~ン! お~、完璧に燃えてるよ! 先日のようにツインのよう
な感じは全く無く、インラインフォアの音が響いています。 一応復帰か? 10:37

と言う事で、多分、エンジン不調は治ったと思われます。 ただ、実走行してないん
で何とも言えませんが・・・ 寒くならないうちにプチツーリングにでも行って
レポートしたいと思います。
しかし、メンテナンスする場所も無く青空整備? バイクは興味も薄れやる気無し!
工具持つのも何年ぶり? バイクは、スピード出るし、転ぶと死ぬよ。 一般道路
では、無理のない運転で環境にも優しい運転に心かけましょうね。
それでは、また・・・ 野蛮な乗り物は好きですか? エクスタシー???
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