パンドラの箱を開けるとちむがいた

書くスピード早いですが、誤字脱字多し。

伝統芸能と世襲

2006-05-03 02:45:20 | Weblog
市川團十郎とその息子海老蔵がオペラ座で公演をすることになったとのこと。
歌舞伎の世界は全くしりませんが、多分すごいことなのでしょう。息子さんの
海老蔵は華があり、スターの素質があると何かのテレビで見た覚えがあります。

いつも思うのですが、なぜ歌舞伎は世襲なのか。
ギルド的に自分たちのテリトリーを守っているだけに思います。
小さいころからやっていれば、だれでもそれなりに「型」はできるようになるものです。
これまでも、何代目○○は素質がなかったという例もあったものと思われます。


自由競争で、素質のある1歳~2歳くらいの子どもを集めて、養成施設か何かを造って
競争させていれば、もっと歌舞伎は発展していたと思います(何を発展というのかは別にして)。
こと、この手の芸能については、比較ができないので、初代の團十郎の芸のレベルも
古文書で知るだけで、映像や音声記録が残っているわけではありません。よって、
伝承だけですごさが増幅されているきらいはあると思います。

今後は映像が残って行くので、何代目は「全然だめ」とかレベルが明確になり、
後世に伝わると思います。そのときに歌舞伎が廃れないでいるために、
いまから門戸を開放し、私のようなド素人がみても「すごい」と言わしめる
スターを発掘する必要があると思います。
まあ、歌舞伎なんて全然見ない私が言うのも何ですが・・・。


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