パンドラの箱を開けるとちむがいた

書くスピード早いですが、誤字脱字多し。

MUFGのレベル低下

2007-05-20 02:33:55 | Weblog
MUFG(三菱東京UFJ銀行)のレベル低下が著しい。
UFJを救済合併したまではよかったが、そこからのレベル低下がひどい。

公的資金返済をして、これから攻めていくといときに、米国でのマネロン対策遅れによる金融会社設立の遅れや、
飛鳥会事件による法人営業停止、そして、今日のMUFGの24歳行員による強制わいせつ罪。

一方、眠れる獅子とバカにされてきたみずほは絶好調で、MUFGを尻目に、米国での金融会社設立や、
中国での銀行設立、コーポレート銀行を中心とした海外展開を急ピッチで進めている。
今では完全にMUFGが眠れる獅子になってしまった。

こうした兆候は実は金融業界ではかなり前から指摘があり、不況のときは、
たまたま旧態依然とした審査で、リスクをとらない審査を行ってきた東京三菱が有利、
というよりも、他行が勝手に自滅しただけであり、決して経営戦略がよかったということではないというものだ。

だから、本当は他行が沈んでいるときが最大の突き放すチャンスだったはずなのに、
結局そのときには海外展開も活発に行わず、リスクをとらず、
新しい金融手法も生み出さず、ただ、ボーとしていただけだった。
マスゴミは東京三菱を褒めて他行をさんざんけなしてしたが、業界では、
「景気が良くなればまた三菱なんて沈むよ」というのが本音だった(というよりも僕の周囲はそんな感じだった)。
本当に怖いのは三井住友というのが定説だったような気がする。
(当時マスゴミがよく取り上げた静岡銀行なんて最近はさっぱり話題に上りません)

ともかく、MUFGはただの図体だけがでかい銀行に成り下がってしまっている。
システム統合もまだみたいだが、早くしないと、みずほにどんどん差をあけられてしまうし、
今は規模がでかいが、みずほが米国の金融子会社を使って米銀を買収したり、
投資銀行を買収したりするとあっという間に、規模でも追いつかれるし、
世界で戦っていける銀行みずほだけになってしまう。

特に、最近はみずほはシティとの連携を深めたり、プロファイでも政府がらみの大きな案件をとったり、
シローンでもトップだし、ペンタックスのTOB案件に顔を出したりと、MUFGを突き放している。
コーポなんて旧IBJを彷彿とさせる動きをしており、このままでは本当にMUFGとの差は開く一方だ。
僕のメイン銀行はMUFGなので、内紛しているひまがあったら、
もっとスピードを上げて、世界に通用する金融機関になってほしいと思う。

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2、3冊目

2007-05-20 01:37:38 | Weblog
○2「まっとう勝負」橋下徹、小学館、2006


感想:
非常に分かりやすい。立花隆氏を憲法を勉強していないと一刀両断したり、
少年法で保護されて、結局死刑にならないのはおかしいので、成人してからきっちり罪を償ってもらうとか、
刑法は容疑者を罰する法律なので、被害者の方は全く考えていないのでけしからんなど、
人権派弁護士は、仕事のない中途半端な弁護士だなど筋はきちっと通っていながら痛快な話です。

△3「プロ脳」児玉光雄、アスコム、2006
感想:
イチローなど各界の有名人の一言が載ってあり、
それに筆者がコメントするのだが、そのコメントの内容があまりにもワンパターンで中身も薄いので
読む気をなくします。署名人の一言だけを読めば十分です。

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