パンドラの箱を開けるとちむがいた

書くスピード早いですが、誤字脱字多し。

学歴詐称

2007-05-04 02:54:03 | Weblog
先の区議選でトップ当選した世田谷区議の森さんという代議士が経歴でうそをついていたとのこと。
内容は、外務省の在外公館での地位を、本当は3等書記官とするところを、
1等書記官と勘違いして書いたとのこと。

本人の言い訳では、相手先に失礼のないように、等級を1つあげて使うローカルルールがあるらしく、
2等書記官として名乗っていたのを、間違って1等書記官記載したとのこと。

HPを見る限り、この森さんはコンプレックスが強いのか、成り上がり的な要素が見受けられ、
明治大学卒業後、早稲田の大学院に入学(卒業したかは不明)、
区役所に勤めたあと、2年後に外務省に入省と書いてありました。
明治大学、区役所では彼の成り上がり欲は満たされなかったのでしょう。
選挙での「売り」は元外交官、世田谷産まれの世田谷育ちという、ブランド?を前面に出して戦ったようです。

素人から見れば、外務省の1等書記官も2等書記官も代わりがないように思えますが、
明確に違うのは、彼の年齢で3等書記官ということは、ノンキャリということです。
要は、外務省の総合職では、入省して、最初の大使館ですでに1等書記官としてスタートするのですが(←間違っていました。30歳過ぎです)
森さんのようなノンキャリ(専門職)は、40才代くらいでようやく1等書記官になります(記憶が定かではありませんが・・)。

この明確な区分けがあるのに、森さんが「勘違いでした」というのは、ありえませんし、
よほど、ノンキャリにコンプレックスがあったのだろうと思います。
穿った見方をすれば、がんばって外交官になったのに、キャリアにどんどん追い越され、
成り上がり思考の強い彼は一発逆転を狙い、区議選に立候補したのではないかと思えてなりません。

選挙の政策自体は、地元に密着していて良いと思いますが、
彼はまずそのコンプレックスを解消することをはじめに考えるべきだと思います。


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