主税日記 - 藤本主税公式ブログ

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vs長崎

2012年02月04日 | Weblog
今日は長崎とトレーニングマッチでした。

一言で言えば、まだまだだなぁって感じです。

繋ぐサッカー、そんなに簡単ではないです。

前にも言いましたが、これはどのチームも目指していること、でもやれているチームは一握り。

まず大事なことは、どこで繋ぐのか、どのようにして繋ぐのかということ。

いつもGkから始まり、シュートまで繋いでいく?それは非常に難しいです。今、パッと浮かぶだけでも、それをやっているのは広島くらいかな。

もちろん、GKから繋ぐときもあります。DFを経由して、ボランチ、MFを経由して、FWへ、そしてフィニッシュ。

でも、相手が高い位置からプレッシャーをかけてきて、それを掻い潜って常にボールを繋ぎながら行くのはちょっと違う気がする。

相手がハイプレッシャーなら、DFラインも高いということなので、裏にボールを送って背後を狙う。それを相手は自分たちのゴールに向かいながらクリアしたり、タッチラインに逃げたりする。あるいは、ヘディングで跳ね返したりする。そのセカンドボールを高い位置で拾って、そこから相手陣地でボールを繋ぐ。もしも、相手が高い位置からハイプレッシャーを掛けてこなかったら、ゆっくりDFラインから繋ぐ。こうやって、相手の出方を見ながら、それに応じて判断してやらないと、繋げっていわれたからどんな時も繋ぐ・・・というのでは、いつまでたっても繋げない。

でもこれは、変革期には当然起こりうる問題で、だからと言って駄目な現象ではない。

要はココからです!

どんな時につなぎ、どういう風に繋ぐのか、チーム内で判断を共有して、相手を見ながらしっかり判断できるようになれば、必ず出来るようになります。

”蹴るサッカー”の真逆が”繋ぐサッカー”ではない!ということ、お互い相反するようでも、大雑把に言ってるだけで、どちらも正しくて、”蹴るサッカー”=つまらない、駄目なサッカーではないということを理解しなければいけません。

さっきも言ったように、相手を見ながら判断して、時には蹴って裏に走ることも必要、そしたら全体のラインを押し上げてセカンドボールを拾い、その奪った高い位置から繋げばいいんです。

これは練習しかないです。特に練習試合を通じて、選手間でしっかり話し合い、少しずつ帳尻を合わしていく。これがこの時期の一番大切なことです。

今日は今日でたくさん課題が見つかりました。先日の練習試合でも出た、アクションが少ない、コンビネーションからのシュートがないという部分で言えば、今日は非常に良い形で得点が奪えました。あの1点目は、練習通りです。こうやって練習の成果を試し、出来た点、出来なかった点を確認することが大切です。

僕らはまだまだ発展途上、これからです!

もっともっとやらなければいけないことはたくさんあります。今日は守備の部分でも課題が出ました。

一つずつ明確にしながら、開幕までに一つでも多く課題をクリアできるように、また明日から頑張りたいと思います。

明日も2回練習。。。ちょっとビックリしたけど・・・練習しかないですからね!!!

顔晴りますよーーー!(^^)!


今日は寒い中、たくさん応援に来ていただきありがとうございました。

ちょっと物足りなかったとは思いますが、まだまだもっと良くなりますので、長い目で見てください!

宜しくお願いします。


ではでは。