根本砦のすぐ近くには、根本代官屋敷と御殿屋敷があります。根本砦の説明板に周辺図が書いてあり、それを見るとどこにあるか分かります。
せっかくなので、全部回る事にしました。お気楽な感じだし、数も稼げるから?
●根本代官屋敷 多治見市根本町13
屋敷跡は、宅地・畑と竹林になっています。宅地や畑は遠くから眺めるだけで何ともならないので、竹林の中へ入ってみました。すると、しっかり削平地があります。空堀も竹の合間から見えます。資料によると屋敷跡には井戸が残っていると
のことですが、所々に窪んだ場所があり、これらのうちのどれかなのか、それとも全然違う場所にあるのか分かりませんでした。
こうやって藪に平気で入れるのも、あと少しか?と、あまりの暖かさに思いました。
●御殿屋敷 多治見市根本町、西山町
会社の裏手に曲輪が残っているようなので、入り込める場所を探して何とか裏手へ回りました。曲輪は結構広くて、会社の裏手だからこじんまりしているかと思っていたのでちょっとびっくり。ただ、どこも草ボーボーで、ただの野原といった雰囲気です。これ、屋敷跡って言われなきゃ、分かりっこないだろうなぁ。
それでも、ふと曲輪の奥に目をやると、窪みがあって、枡形虎口だとすぐに分かります。草がなければ、見ごたえがあるのかも?写真だと本当にただの野原なんだけど・・・。
あと、道路を隔てた山林の中に堀切の一部が残っています。これも肉眼だと分かるけど、写真ではただの藪になります。堀切の反対側から見たら、コンクリートで固められていて、わずかにあれが堀切だ~と見える程度でした。
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