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城館調査ハンドブック

2008年01月15日 | お城(その他)

『城館調査ハンドブック』と言う本を読みました。

簡単な言葉で書かれているのでとても読みやすく、調査方法が理解できます。
でも、ここまで私はやらないなぁと言った感じ。

地形図や地籍図から城館を調査する方法を知るのは、調査報告書によく地籍図が載っているので、見方がよく分かっていいかも?でも、自分でそれらを入手してとなると、きっとそこまでやらないに違いない。

縄張図の描き方についても細かく説明してあるので、描き方の手順が良く分ります。でも、ここまではきっとやらないに違いない(というより、やれないと言った方が正しいかな)。ただし、縄張図の無いお城へ行ったときは、後からどういうお城だったか忘れてしまいそうになるので、ごくたまに簡単な見取図を書いておくことがあるんだけど、それをもうちょっと細かく、正確に描けるようになれたらいいなぁと思いました。
縄張図を描かない人でも、見方の理解度が高まるので、なかなか良いです。

最後の方は、発掘調査やら現地説明会をすることについて書かれていますが、これらも自分でやることは無いでしょう。見学に行く方の立場なので。

と、私はそこまでやらないなぁと思える内容も多いのですが、全体に例として色んなお城の縄張図が載っているので、説明文を読みながら縄張図をじっくり見ると、楽しくお勉強ができるといった感じが良かったです。

著者:千田 嘉博、 小島 道裕、 前川 要
発行:新人物往来社

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4 コメント

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勉強してますねぇ(感心!) (こっきぃ)
2008-01-15 23:47:37
> 縄張図
特に縄張図がないお城にいったときは、書いたほうがよいのだけど、探索のほうに力がはいってしまいますね(笑)。

> 千田 せんせ
先月のBS出演で、面白キャラを見せてくれました。
今後もあちこちの番組で出演してほしいな。
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まだまだです (ちえぞー)
2008-01-16 23:02:21
こっきぃさん、本を読んでいるととてもよく分かるのですが、実際にお城に居ると、これが馬出だとか、横矢だとか、自分ではなかなか気づきません。
人に言われると、あぁそうかって分るのですが・・・
いつも、ただボーっと歩いているだけだからなんでしょうね。

縄張図が無いお城で、曲輪が幾つかあったり、そこそこ複雑な縄張りだと、少したつとどういうお城だったとか分からなくなってしまうし、どこをどう歩いたのかすらサッパリ分からなくなってしまうので、本当にごく簡単にでも見取り図を書いておくと、どの方向にどういうものがあったかだけでも分かるので、少しは役立ったりします。

でも、当然探索が優先な私は書くのに時間をかける気がないので、めちゃくちゃいい加減です。
せめて、もう少し精度を上げたいと思ったりしています。

千田先生は、話の内容が分かりやすいし、何てたってキャラが面白くてステキなので、ドシドシテレビに出てもらいたいものです。
特に城好きでもないけど番組を録画してくれていた友人も、千田先生のことはすっかり気に入ったようで、講演会とかあったら行きたいと言っていました。
さすがです!
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縄張り図 (かず@川崎)
2008-01-18 00:28:46
その本は私も読みましたが良かったです。
ただ、縄張り図は現状をそのまま記すようにとある点だけが違っていて、
今は書き手の考えを含めて描くのが主流みたいです。
同じ城の縄張り図であっても描き手が違えば
不自然な土盛が描いてあったり描いてなかったりとか。
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縄張図 (ちえぞー)
2008-01-20 21:54:22
かずさん、縄張図の描き方も時代とともに変化しているようですね。
書き手の考えを含めて描くというのは良いことだと思いますが、私の場合、自分の考えを持って城跡を見て回れるようになる事が先決かと思います。
お城は奥が深すぎて、私にはまだまだ分らないことだらけです。
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