猿啄城で疲れたので、車でラクラクのお城へ行くことにした。
●牛ヶ鼻砦 美濃加茂市森山町
今は宗教施設が建っているため、ほとんど改変されたようだ。でも、おかげで車で上まで行け、駐車場まで完備されている。ここは大きな天狗にびっくりする。天狗の横まで上がれるようだ。
何かないかと歩き回ってたら、建物の隣に城の石垣の礎石として使われていたと説明がある石が2つ置いてあった。お城に関するものはこれだけみたい。
あとは堀があるようだけど、建物の裏手となっていて近くへ行けない。主郭といわれる荒薙教本殿の背後から、堀があると縄張図に書いてる場所を見下ろしたけど、落ち込んでるのは分かっても、堀なのか谷なのか崖なのか、さっぱり分からなかった。
●馬串砦 美濃加茂市下米田町今
採石場から登るのか?と一瞬びっくりしたけど、ちゃんと道があった。山を登ると曲輪や窪みや土塁状の高まりがあるけど、全部明瞭でない。更に奥へ進むと三角形の曲輪があり、そこが一番削平がしっかりし、このお城では広い曲輪だった。この上が主郭だけど、藪だらけだし、狭いし、枝のせいで眺望も悪いしで、拍子抜け。全体に遺構は明瞭でなく、曲輪も削平が甘くて、一時的な使っただけなのかな?と思った。
●米田城 川辺町福島
加茂神社へと国道から入るところに城址碑があります。
鳥居をくぐって加茂神社までは5~6分で、そこから15分程登ると左手に曲輪が見えてきた。主郭はもうすぐ。道の左右の段郭を見ながら到着!
主郭には愛宕神社が祀られているけど、思ったより狭い。登山中に字がかすれて見えない城址碑が倒れているのを見たけど、主郭にも同様に字がかすれて朽ちた城址碑があった。
主郭の北側には帯曲輪があり、更に北へ行くと堀切がある。それ程深い訳ではないが、この堀切が一番の見所かも?また、主郭から南~東斜面にかけて石垣があると資料にあったけど、シダで覆われて全く見えない部分も多く、石垣は発見できなかった。
●福島氏館 川辺町福島
加茂神社がある西側山麓に館跡があります。現在、野原や竹林になっており、削平があるものの、石垣は全て後世のものらしい。竹林の北側に入口があったので入ってみたけれど、小さくてまだらな大きさで積んだ石垣や、動物の罠があったりしました。
まだ15時前だったけど、眠くて仕方なかったので、ちょっとお昼寝をして岐路につきました。
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