社長がリハビリ病院を退院した11年前から我が家を暖かくしてくれてきた
石油フアンヒーター。
灯油の高騰、フアンヒーターの老朽化などに伴い、
いろいろ考えた結果、
今入っている灯油がなくなったら引退ということになりました。
思えばこの11年間、ずっとずっと寒い冬を暖かくしてくれてきたんだね。
毎日我が家をじっと見守ってきてくれたんだね。
それなのに春になって片付ける時も、空焚きをサボってしまった。
実行したのはたったの一回だけ。
後ろのフィルターの掃除もしょっちゅう忘れてしまった。
なのになのに、一所懸命暖かい冬を作ってくれた。
本当にごめんね。
灯油が少なくなって、あと運転時間80分になり、だんだん残り時間が少なくなり、
とうとうあと10分になってきた時、なんだか名残惜しくて涙が出てきてしまいました。
少しでも長く暖かくしおいてあげようと、細々と火を灯しながら、
一所懸命動いてくれているのです。
まるで生きているかのように・・・
そして14時17分、全てのお役目を果たされ、引退されました。
本当に本当にお疲れ様でした。
そして、今まで本当に有難う御座いました。
ゆっくりと休んでください。
心より感謝いたします。