光と影の軌跡Ⅱ

つれづれなるおじさんの写真日記

テイクアウトで味わう富士見亭の絶品焼きそば-木更津市

2020年06月16日 | 日記
 
木更津海岸潮干狩り場を見学した後、直ぐ近くの鳥居崎海浜公園入り口にある富士見亭に寄りました。ここは焼きそば専門店、メニューが焼きそば(税込み400円)と大盛り(500円)しかありません。水もお茶も出てきません。

 自販機で買うか持ち込みです。ただ貼り紙に缶ビール500円とありますから、厳密には3種類のメニューしかないユニークな店です。そして現在は新型コロナの影響でテイクアウトのみです。



 店内に入るとおかみさんがにこやかに迎えてくれました。焼きそばの普通盛りを2つお願いしました。ここは作り置きは一切しない店。風通しが良いので座って待っていてと言われ、待つこと約5~6分程で登場です。






 潮干狩りが6/5から始まり、観光客がたくさん来るようになったので店での飲食は中止しているそうです。もう少しで潮干狩りの客も少なくなるので、その頃になったらお店も開けようと思っているとの事でした。



 直ぐ家に帰り、パックから皿に移し替えて、まだ熱々の焼きそばをいただきました。ソースは少し甘め、キャベツと豚肉の炒め具合いが絶品です。一度食べるとくせになる味。ボリュウムも満点、コスパ最高の房州焼きそばでした。


木更津海岸の潮干狩り-ようやく始まりました。

2020年06月15日 | 日記
 
6/9(火)この日の昼食は市内飲食店のテイクアウトを予定。美味しい房州焼きそばが食べたくなったので木更津港側の富士見亭の焼きそばを購入することにしました。自宅から15分位の所に在ります。

 そして富士見亭に行く前に6/5から始まった木更津海岸の潮干狩り場が気になっていたので、ツレと寄って来ました。



 木更津海岸・潮干狩り場は日本一高い歩道橋中の島大橋を渡った中の島公園にあります。橋の全長は236m、幅4.5m、高さ27.125m。TVの木更津キャッツアイに登場し有名になった赤い橋です。



  駐車場には沢山の車が置かれ、中から出てきた家族ずれが橋を渡って潮干狩り場に行きます。



  中の島公園の対岸は陸上自衛隊のヘリコプター基地。盛んにヘリが飛び立っています。



 この日は平日のせいか潮干狩りも空いていました。新聞などで見ると解禁された6/5の潮干狩り場は賑わっていたようですが、三密を避けるにはこの位の人数がベストなのかもしれません。


 

セイタカシギのヒナ、その後-木更津市

2020年06月12日 | 日記
 
 6/2初めてセイタカシギのヒナを見てから6日後の6/8、ヒナのことが気になり木更津市内の長須賀にツレと行ってみました。午前5時頃です。最初は雲っていたのですが急に雨が降り出してきました。これでセイタカシギの親子は葭や草むらに隠れたようで、見つけられません。



 傘を差して湿地を廻っていると雨も止んできました。すると浅い沼地にセイタカシギのヒナの姿を見つける事が出来ました。親鳥も2羽子供を見守るように側に付いています。



 ヒナはまだ小さいのに食欲旺盛です。自分で餌を捜して食べていました。





 親鳥が大きな声で鳴きだし、ヒナを呼び始めました。



 カラスの鳴き声がしてきたので警戒したようです。生存率が2割と言うセイタカシギのヒナ、何事もなく成長してほしいものです。








袖ヶ浦公園の花菖蒲が見頃

2020年06月11日 | 日記
 
 梅雨が近いという予報なので、6/9(火)ツレと袖ヶ浦公園・花菖蒲園を訪問して来ました。三密を避け早朝の午前5時少し前に到着です。思ったとおり公園の中は人がまばら、花菖蒲園には誰もいませんでした。



 ここの花菖蒲園には5/17にも来ているのですが、その時は5~6輪しか咲いておらず管理事務所に問い合わせると、6月に入っると見頃になるのではとの由。今回は7~8分咲き、今が見頃という感じですね。



 袖ヶ浦公園の花菖蒲園は約3600平方メートルの広さを誇り、15000株もの花菖蒲が植栽されています。この時間は丁度太陽光が逆光気味に花に当たり、とても綺麗です。





 いろいろな種類の花菖蒲が咲いていますが名前が表示されていないので、よくわかりません。出来れば名前を表記していただければと思いました。





  毎年6月の中頃になると開催されていた袖ヶ浦公園の花菖蒲まつりですが、今年は中止の様です。袖ヶ浦市のホームページに新型コロナ感染防止のため中止するイベントに掲載されていました。残念ですね。




まるでシルクロードの遺跡のよう②‐富津市の磨崖仏・岩谷観音堂

2020年06月10日 | 日記
 
 6/3近隣の富津市数馬にある岩谷観音堂やぐら群をツレと見学して来ました。しかし新型コロナが猛威を振るいだした3月から千葉県内に巣ごもり、県外に出たことがない今日この頃。ストレスが溜まっているので、こんな不思議な遺跡を見ると癒されますね。




  まず岩谷観音堂右奥の回廊から見学しました。この洞窟はこの字型になっており、両側の壁に様々な磨崖仏が彫られています。





  そして出口には像高約115㎝の大きな仁王像と思われる像が彫られています。時を経て風化していますがその威容が伝わってきます。観音堂の守り神のようです。洞窟出口の上には2階に続く階段があり、手すりがあって安全に上がれます。



 2階の洞窟はかなり広いですね。休憩用の椅子やテーブルが置かれていました。ただこの遺跡にはそぐわない様に思います。





  ここにも磨崖仏が沢山彫られています。もう風化して影絵のように見える物もありますが、ここが一番シルクロードの遺跡に近い様に感じました。





 不思議な磨崖仏は、何時まで見ても飽きない不思議な力を持っています。岩谷観音堂入り口には、寛永年間に建てられた石碑があり、その上に可愛らしい像が置かれていました。上がったり降りたり狭い所にいた割に疲れません。古に刻まれた仏像群に癒されるパワースポットでした。








まるでシルクロードの遺跡の様です-富津市・岩谷観音堂やぐら群

2020年06月09日 | 日記
 
 同県内の観光が奨励されている昨今。自宅のある木更津市から近隣、富津市の老舗醤油醸造所・宮醤油店で醤油を購入。ここから車で20分位のところにある富津市数馬区の岩谷観音堂を訪問しました。

 14の横穴に無数の磨崖仏が彫られているというこの観音堂やぐら群は、JR上総湊駅近く湊川沿いの高台にあります。



 

 三密とは縁遠く駐車場には1台も車が停まっていません。広い場所でバスも停まれます。





この岩谷観音堂やぐら群は、古墳時代の横穴墓を使用して奈良時代の行基上人が一夜にして造ったという伝説の地。





 14の横穴があるそうですが、まず観音堂の右うしろの洞窟に入って見ました。



 洞窟入り口には、石板が開かれています。中は暗く照明器具がありますが、点灯していません。壁には風化した磨崖仏が何体も掘られ、まるで敦煌の遺跡の様です。驚きました。


頑張れ富津の宮醤油店!

2020年06月08日 | 日記
 
 5/31の朝日新聞千葉版に「老舗しょうゆ店 踏ん張りどころ」と言う記事が載っていました。新型コロナの影響で富津市の宮醤油店が売り上げ激減。取引先からの注文が来なくなり、江戸時代から続く店舗での売りも、一旦屋外での商いに変えたそうです。

 宮醤油店にはツレと一緒に2度程訪問した事があります。その際購入した醤油の味に感銘し、それ以来家では生協を通じ宮醤油を使い続けています。





 私たちも少しでも売り上げの足しになればと思い、6/3に宮醤油店に醤油を買いにきました。入店したのが午前9時50分頃、6/1からは店舗を開け、客を1組みずつ店に入れて買い物をするようになっていました。私たちの他には客はいないので、飛沫防止のシートが貼られた店内でさっそく買い物です。





 購入したのは1升瓶のたまさ醤油(税込み515円)、上総名物もろみ漬2個(@360円)、味噌(545円)、安いですね。ここで1升瓶のたまさ醤油を買うのは初めてです。

 小さいころ母親に空の1升瓶を渡され醤油を購入したのを思い出しました。その頃と大して変わらない値段のように感じました。



 宮醤油店は江戸時代の天保5年(1834年)創業で、現在の社長で7代目。店舗、店蔵、脇蔵、主屋等9棟が国登録有形文化財に登録されています。醤油を購入した後、周りを少し散策フォトジェニックな宮醤油店を撮影して回りました。



 家に帰り購入した商品を並べて撮影していると、家のネコ、チビタが興味あるようで醤油の瓶に寄って来ました。美味しい物の匂いがネコも分かるようです。


元気なセイタカシギのヒナたち-木更津市

2020年06月05日 | 日記
 
6/2(火)先月から観察して来た長須賀のセイタカシギもようやくヒナたちの姿を見る事が出来ました。セイタカシギの抱卵日数は図鑑によると26~27日。私たちが初めて卵を温めているのを見たのは、5/3ですから約1か月目の出来事です。

 気温が朝から高かったこの日、何時もの蓮田に行って見るとセイタカシギが、卵を温めていた場所に親子の姿を発見しました。時間は早朝の5時40分頃です。



 親の周りに2~3羽のヒナが餌を捜していました。1羽は親の羽毛の中に潜っています。



  まだ卵を温めているセイタカシギもいました。しかしそこに他の場所から来たセイタカシギが盛んにちょっかいを出してくるので、雄が果敢に迎撃しています。



 またカラスがヒナを狙っているようで沢山近くの電柱に止まっていました。セイタカシギは水際の見晴らしの良い場所に巣をつくり抱卵します。その為天敵に狙われやすく卵がかえり成鳥する割合は2割程度との事です。この日も雄鳥が羽を広げてカラスを威嚇していました。



 沼地の中の枯れた葦の側にもヒナたちの姿が見えました。可愛いですね。これから親と水の上を行進する姿が見られると、地元のカメラマンの方が教えてくれました。楽しみです。





  

木更津市下郡の昭和が香る橋②-ふくた橋とキジ

2020年06月04日 | 日記
 
 5/30ツレと昭和の香りイッパイの下郡橋を撮影。その後、車で県道166号線を馬来田方面に行き国道410号線久留里街道に入りました。410号線を袖ヶ浦方面に進むと下市橋と言う信号を左折。するとここにも朱色に塗られたレトロな橋が現われてきます。ふくた橋です。



 この橋を訪問するのも2018年2月についで2度目です。先程行った下郡橋とよく似た鉄の橋。昭和44年(1969年)竣工と刻まれているので、下郡橋より4年後に出来た橋で塗装も朱色です。



  橋の名前は「ふくたばし」です。1971年までこの地域は福来田町(ふくたまち)でしたがこの年の9月30日に木更津市と合併。町名は消え橋にこの名前が残ったようです。



 ふくた橋は下郡橋と違い小櫃川の支流に架かる橋。橋の中央から下を覗くと僅かに川が流れているのが見えます。川の周りは昨年の台風で倒れた竹がうっそうとしていました。





 小櫃川沿いを走る久留里街道を走って帰りましたが、小櫃堰の辺りでキジを発見。ツレがオスと草むらに潜むメスを撮影しました。普段あまりいない鳥なので目撃出来て良かったです。



戦場にかける橋を思わせる下郡の2つの橋①-木更津市下郡橋

2020年06月03日 | 日記
 
レトロな下郡郵便局旧局舎を見学した後、県道166号に戻り近くを流れる小櫃川に架かる下郡橋(しもごうりばし)を撮影に行きました。鉄の橋は青く塗られていたのでしょうが、今はペンキが落ち赤茶けて風格があります。

 感じは少し違いますが、映画になって知られた「戦場にかける橋」のようです。映画の橋は第二次大戦中日本軍が英国の捕虜を使って架けた橋。タイのクワイ河に架かるクワイ河鉄橋の事です。



 下郡橋は竣工が昭和40年(1965年)3月、もう55年も経った古い橋。しかし今年の4月には橋梁修繕工事があったようで橋の手すりの部分が再塗装され、薄い透明のテープが貼られていました。



 

 ツレと橋を徒歩で渡って来ました。歩いていると県道に架かっているせいか車がよく通ります。子供の頃友達と渡った橋を思い出しました。レトロな気分に浸れる懐かしい橋です。



 小櫃川には小さな堰があり、京都の鴨川を思わせる景観です。草に隠れていましたが鮎が獲れるようで、解禁が6/15~7/15までと言う看板が立てられていました。