光と影の軌跡Ⅱ

つれづれなるおじさんの写真日記

レトロな建物・下郡郵便局旧局舎-木更津のレアな光景②

2020年06月02日 | 日記
 5/30(土)ツレと木更津道の駅「うまくたの里」に農産物ドライブスルーがあるというので行ってみました。野菜果物約14点と精米1.5k、卵がboxに入って4000円、チョット高価です。

 しかし行って見ると車が蜿蜒長蛇(予約制だそうです)。すぐに離脱してこの近くに在る国登録有形文化財(建造物)下郡郵便局旧局舎、見学に切り替えました。2年ぶりの訪問です。



  田舎の農村地域にあってモダンな外観を持ち、昭和初期に建てられた郵便局がほぼ建築当時のまま保存されている貴重な建築物です。2年前は見つけるのに苦労しましたが、もう2度目なので探すことなくうまくたの里から5分程で到着。



 この郵便局は地元の職人により昭和10年(1935年)に建築され、昭和55年(1980年)まで使用されたそうです。



 昨年の台風で屋根が損傷を受け、ブルーシートがかけられていました。建築方法は寄棟造りの平屋建局舎です。全体は和風のデザインですが、ペンキの塗装を施した下見板張りの外観、そして縦長の窓が使われているので、洋風建築の雰囲気が漂っています。





 上は旧局舎の裏側。そして国登録の有形文化財に登録されたのは平成16年(2004年)7月、個人の所有です。大きな長屋門のあるお宅の道路(県道166号線)際に郵便局旧局舎があります。

 この長屋門も右側がこの下郡郵便局旧局舎が出来る前に郵便局だったそうです。この辺りはレトロな建築物が多く散策してみると昭和にタイムスリップした様な感じを受けました。