光と影の軌跡Ⅱ

つれづれなるおじさんの写真日記

朝日の中行われる金田漁港海苔の種付け(陸上採苗)

2021年09月22日 | 日記
 
 温帯低気圧に変わった台風14号も無事通過して晴れ渡った 9/20(月・祝)ツレと午前6時頃金田漁港で行われている、海苔の種付けを見に行きました。朝早くから大勢の人達が漁港に集まり種付けをする水車の周りで作業が行われています。



 今年で2回目の見学。まず1番右のグループで作業をしている斎藤高根さん(市会議員・漁師)に挨拶をして見学と撮影の開始です。斎藤さんにはツレが写真集『木更津』を出版する際大変お世話になりました。斎藤さんはこの時顕微鏡で網に付く胞子を見ていましたので、後ろから撮影させていただきました。

          

 この日の木更津の日の出は午前5時26分、ゆっくり回転する水車に朝日が当たってとても綺麗。





 海苔の種付けは陸上で種付けをする「陸上採苗」と海で種付けをする「野外採苗」の2種類がありますが、千葉県では大半が陸上採苗です。直径約2m位の水車に海苔の網を巻き付け、ゆっくり回転させて水槽の水をくぐらせます。水槽には海苔の胞子を出す蛎殻殻が吊るしてあります。



 網に種が付いたかどうかは、網の一部を切り取って顕微鏡で確認します。トップの写真が網を切り取っている所です。確認が終わった網は水車から次々に取り外されます。





 外された網は広い水槽に移し、養生させます。



 これで種がしっかりと網に付着。この後冷凍庫に保管され、海水の温度が下がってくる秋頃に冷凍庫から出されて、海での養殖が始まります。



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