光と影の軌跡Ⅱ

つれづれなるおじさんの写真日記

袖ケ浦市のタコ飾り②-坂戸神社の森・周辺の春祈祷

2023年02月20日 | 日記

  2/11(土)袖ヶ浦市坂戸市場周辺のタコ飾りをツレと撮影して来ました。しかし木更津市の中島・牛込地区で十か所以上行われているツナハリと違いタコ飾りは、4か所しか確認できませんでした。そして袖ヶ浦では藁飾りがタコだけですが、木更津ではエビやサイコロ等5~6点の藁飾りが吊られています。川や道を1本越えただけで、吊るす時期や飾る物が変わるのですから不思議です。

 

 ここにUPしたのは・坂戸神社側の多田商店横にあるタコ飾りです。

 坂戸神社は袖ヶ浦市坂戸市場1441-1に鎮座する創建・白鷗2年(673年)と言われる古刹。神社と共にある森は、標高41mの南面に突き出た上総台地に残された、房総半島植生の縮図と言われています。森にはスダジイ林が多く千葉県指定天然記念物に指定されており、ジブリアニメのトトロが住む小高い森に似ていると注目を集めています。

   坂戸神社を抜け国道16号方面に向かうと、浮戸川が見えてきます。そこに架かる橋(さかえはし)の中央にタコ飾りが見えます。近代的な橋に藁飾りのタコが異彩を放っています。ただ人通りが少ないので注目を集める事は無いですね。たまに渡る人も関心を示さず通り過ぎるだけです。

  橋の向こうも袖ヶ浦市の神納・坂戸市場地区です。袖ヶ浦バスターミナルがあり、車が沢山駐車しています。このタコ飾りを作ったオジサンたちによると、このタコ飾りも春祈祷と言う行事の中の1つで、千葉県各地で行われている道切の一種だそうです。