光と影の軌跡Ⅱ

つれづれなるおじさんの写真日記

袖ケ浦市延命寺の百地蔵②‐お地蔵様にも秋の気配

2021年09月28日 | 日記

 ツレと秋の彼岸の9/24袖ヶ浦市高谷にある、延命寺の百地蔵を参拝し撮影して来ました。百地蔵尊の周りも秋の気配が漂っていました。ただ彼岸花は温暖化の影響か、何時もより早く咲きもう旬を過ぎていました。普通なら石仏の周りに彼岸花が咲き石仏とのコラボも撮れるのですが、ちょっと残念でした。

  ここ延命寺は奈良時代の神亀元年(724年)に行基上人によって創建された古刹。寺には豊臣秀吉発行の禁制の古文書も残っています。天正18年(1590年)発布の文章で、乱暴狼藉放火は厳罰に処すると書かれているそうです。

        
  
 お地蔵様を撮っていると、トンボがお地蔵様やお札の上に止まってくれました。シャッターを切るまでジッとしていて助かりました。





 20分位かけて石仏や石板の置かれる山道を登るとようやく頂上。裏山はもっと上まであるのですが、石仏が置かれているのはここまでです。5~6体の大きなお地蔵様が並んで、私たちを見守ってくれているようでした。





  所どころで彼岸花が顔を出しています。枯れていない花もあったので撮影しました。そして下りの道も注意しないと滑るので大変です。以前は木の階段が整備されていたのですが、だいぶ痛んできました。下の方になると石仏やお地蔵様も新しい物が増えてきています。檀家の方が寄進されているようです。





  山門の急な階段を降りると駐車スペースがあります。ここには旧い庚申塔や道標が置かれていました。そして前の田んぼには天日干しの稲わらが並んでいます。懐かしい風景ですね。子供の頃を思い出しました。