昨日の続き。
VIPエリアを後にした我々一行は、続いて貴賓席に案内された。
オリンピックの開会式の時には、天皇陛下、バッハIOC会長、当時の菅総理が利用したところ。
ちょっと暗いが、ソファーとテーブルがあり、ここで談笑出来るらしい。
ソファーにも座ってみたが、ふかふか過ぎず固すぎず、絶妙の座り心地だった。
疲れはじめていた足に優しい感じだった。
これは前室で、ここから貴賓席に出ることが出来る。
VIP席とはまた違い、高級感の漂う椅子。
座ってみると、こんな感じになった。
身長162センチの私が座ってこんな感じ。
貴賓席もVIP席ほどではないものの、数はあったので、陛下たちがどこに着席されたのかは分からない。
が、ほんのつかの間、「貴賓」気分を味わわせて貰った。
貴賓気分から現実に舞い戻り、続いて向かったのは展望デッキ。
眺望は最高！
この電光掲示板の真下。
ここで見るのなら、陸上競技がいいかな～？
サッカーやラグビーはちと辛そう。
一般席ならまた違うだろうけど。
さてここにはこういう車椅子が止められる場所がいくつかあった。
ちょっと上過ぎない？とも思うが、きっと下の階にもあるだろう。
そう思いたい。
この展望デッキでツアーは終わり。
地上に降りて解散となった。
いやー、3000円分しっかり堪能できた。
いつもそうだけど、こういうのに参加すると、「もっと出しても損はない」と思えるから不思議。
解散後、貰ったパンフレットにあった「炬火台」と「聖火台」を探して歩いてみた。
既にどのあたりにあるかはパンフレットで分かっているから、ひたすら歩け～歩け～。
そして見つけた！
1964年のオリンピック時に作られた炬火台。
オリンピック招致が決まった際に見たドラマで、その制作過程の壮絶さを見ていたので、目の前に本物があるのに感動した。
倒れないようにしっかり固定されているようで、安全面も安心。
そして2021年のオリンピックで使用された聖火台。
個人的には、前のヤツを再利用すれば良いと思っていたので、こちらには大して思い入れはない。
「あーテレビで見ていたヤツだ」くらいの感想しか持てなかった。
こうして私の国立競技場初探訪は終わりを告げた。
なかなか行くことの出来ないところだけに、行ってみて良かった。
ツアーの時間も含めて滞在時間約1時間半。
有意義な時間の使い方が出来たと思う。
数年後にでもまた行ってみたいなと思っている。思うだけで終わる可能性は高いが（笑）
明日からは今回の旅の最大の目的、ロケ地巡りをお送りします！
