母が隣の町内の老人会主催のイベントに招待されて行った。
小学生たちとふれあいながら食事を共にするというものらしい。
我々4町内からは母を含めて3人がご招待。
1時間半くらいで帰ってきたのでビックリした。ずいぶんお早いご帰還で。
出されたものは紙皿に、ご飯を盛り、その脇に鶏肉をソースで和えたもの、春雨サラダ、紙コップに豚汁というラインナップ。
何故紙皿？紙コップ？
熊本地震から8年ということで、当時のことを思い出してみようという趣旨だったようだ。
なるほど、炊き出しの再現みたいなものか。
避難所に行かない避難者だった人間からすれば、初体験のこと。
イベントに参加している小学生たちは震災時3歳（4月上旬生まれなら4歳）以下の子たちばかり。
うっすら記憶にある子もいるであろう年代かな？
生まれていない子もいる。そんな子たちにもいい経験になっただろうな。
ただ、こんなに美味しいものじゃないということは、伝えておかないと…。
ところで、母を老人会に引き込んだ張本人様は、鶏肉が食べられないらしい。
子どもの頃の体験が元で、「出来れば食べたくない」ものに分類されているそうだ。
まだ手をつける前だったのもあって、母は「目の前にいる子たちに分けたら？」と言ったら、子どもたちは目を輝かせて貰っていたらしい。
渋好みの子もいて、見ていて楽しかったとは母の弁。
炊き出しに並ぶような事態になることは勘弁だけど、これは美味しそうだ。
母が羨ましい。
※母からNGが出たので写真を取り下げました。
