Chiakiの徒然日記

「特命戦隊ゴーバスターズ」総括~人物編~

年明けから色々個人的に思うことがあって(笑)、ちょこちょこまとめていたので、
まずは人物編として書いていこうと思う。
あ、ヴァグラス側はまだ書いてません(笑)

・レッドバスター/桜田ヒロムくん:

初めて雑誌で彼を見たときは、「シンケンジャー」の千明に顔立ちが似ていると感じたこともあって、千明と同じようなキャラになるのか?と危惧していた。
Mission1で、その懸念は払拭されたものの、Mission1の段階ではまだ「大丈夫かな?」という思いは強かった。
完全に彼に対しての「心配」が消えたのはMission3。
その後は真面目すぎるぐらいに真面目なヒロムの姿に感銘を受けることもしばしばだった。
こういうレッドって珍しいなと思っているのだけど、どうなのだろう?
俺様タイプではないし、猪突猛進タイプでもない。後ろでドンと構えているタイプでもない。
リーダーシップを発揮してみんなを引っ張っていくタイプでもない。
かといって頼りないということはなく、むしろ頼りがいはあった。
ストレートすぎる物言いや、ニワトリでフリーズしてしまうウィークポイントも面白かった。
新しいレッド像を見せてくれたと思う。


・ブルーバスター/岩崎リュウジさん:

まず、設定年齢28歳という、意表をつく年齢の高さに驚いた。
この年齢の高さがどう出るのか?というワクワク感と、ヒロムとは別の不安も少しあった。
見事なまでにその不安を払拭してくれたのがMission1~3。
ヒロムとヨーコのお兄さん的存在として、時にはお父さん的役割も果たしていたリュウジ。
よほどのことがない限り、穏やかな口調で諭すように言い聞かせる彼の姿勢はとても好感が持てた。
だから余計に熱暴走のときのガラの悪さが怖いんだけど。
「努力の人」という設定も大いに気に入った。
「天才」ばかりそんなに要らないよ!って思ってしまう性質なので、自主トレーニングしているという描写は好感が持てた。
色々と言葉の説明をしてくれたのは、視聴者としても助かった。
今では「Cava?」の意味はちゃんと分かるけど、Mission1で解説してくれなかったら、あちこちを調べ回っていたと思う。
彼の知識量には感服するばかりだった。


・イエローバスター/宇佐見ヨーコちゃん:

見るまでは、顔立ちの幼さばかりが気になっていた。
だけど、Mission1で、クレーンの上での「(Busters,ready)go!!」の声を聴いた瞬間、彼女に惚れ込んだ。
アレがなかったら、印象を覆すのにかなりの時間が掛かったと思う。
ヒロムに突っかかったり、ちょっと強がって見せたり、子どもっぽい面もあったけど、それも彼女の良さだと思えた。
全てはあの「go!!」のおかげだと思うと、何だか不思議だな(笑)
立ち姿の美しさ、身体の柔らかさ、足の上がり方など、近年には珍しいタイプのヒロインだったと思う。
もし、私が彼女を「お姉さん」として見ることの出来る年齢だったら、彼女を大好きになっていただろうと思う。
ちょうど、「ダイナマン」のレイちゃんに感じたのと似たような感情を抱いている。
今の子どもたちが、大きくなって改めてこの作品を見返したときに、「ヒロインの基準はヨーコちゃん」と言ってもらえるような存在になっているといいな。


・森下トオルさん:
あまり見せ場はなかったけど、任務に真剣に向き合う彼の姿は頼もしかった。
ギャバン編でちょっと自信をなくしかけてしまったけど、魔空空間に武器等の転送を可能にした功績は大きい。
また、ケシゴムロイドによってあらゆるデータが消された際に見せた驚異の計算力。
彼がいなかったらあの回での特命合体は出来なかっただろう。
Mission7で「ヨーコ」と呼び捨てにしていたけど、その後は「ヨーコちゃん」ばかり…ということは、あれは空耳だったのだろう(笑)
もう少し彼の見せ場があると良かったのにな。
最終回前の「ここで逃げ出すくらいなら、とっくの昔に特命部辞めてます!」に痺れた。
ヴァグラスがいなくなった今、彼がどういう道に進むのか興味があるんだけど、なかなか描いてくれないよなぁ。

・仲村ミホさん:
私は彼女が特命部のメンバーの中で一番優秀な人だと思っている。
だって、配属の挨拶も終わらないうちに実戦突入。
いきなり亜空間からの転送反応もしっかりキャッチしていたし、その後恒例になった「来ます!」というコールもちゃんとこなしていた。
いくら訓練センターで訓練をつんでいたとはいえ、おそらくあの時点ではまだ「実戦」という感覚は持っていなかったはず。
ゴーバスターズでさえ、訓練と実戦との違いに戸惑っていたのだから、彼女がすぐに適応できたのは凄いなと思う。
計算力は森下さんに及ばないものの、マニュアル合体すればいいと判断したのは彼女だし、発想の切り替えというのは上手な人なんだろうな。
最終回で、戻って来たヨーコをぎゅっと抱きしめていたのが印象的だった。
彼女のその後も気になっている。
やっぱり描いてほしいよなぁ。

黒木タケシ司令官:
厳しい面も多々あったし、あまりそんなそぶりを見せることもなかったけど、おそらく、誰よりもゴーバスターズのメンバーのことを気に掛けていた人だと思う。
なかなか笑顔が見られなかったのは残念だけど、それだけに時折見せる優しさが凄く印象に残っている。
様々な局面で、難しい判断を迫られることが多かった司令官。
最終的には、「希望」として託されたヒロム、リュウジ、ヨーコが無事に戻ってきて、新しい生活を始めて…。
陣を連れ戻すことはできなかったけど、大いにほっとしていることだと思う。
司令官はもうしばらく、ヨーコの保護者でいる…のかな。


ビートバスター/陣マサトさん:

正直なところ、最終回前まで彼にはあまり共感を覚えなかった。
真面目すぎるぐらいのゴーバスターズの中で、おちゃらけた彼の姿はどうにも受け入れにくかった。
ただ、彼の目的等を知ってからは少しは受け入れる要素は出来ていったと思う。
それでも、「真面目なゴーバスターズ」が好きなので、ちょっとふざけ気味なときは苦手だった。
それがあの「ふざけるのは泣いているとき」でさえも、「もうちょっと分かりやすくやれよ!」と思ってしまった。
最終回で見せた感情の爆発は、それまでの印象を覆してくれた。
もう少し早く、彼のそういう姿を見たかったというのはある。



バディロイドたち:
「相棒」ものというのはこれまでにも何度かあったけど、今回のように常に(戦闘時を除いて)傍にいるというのはなかったように思う。
今までは通信機能で会話をするというものだったので、そのあたりは新鮮だった。
またネーミングも、凄く分かりやすくて気に入った。
バディロイドたちにも欠点がある、というのも微笑ましかったし、戦闘能力は決して高くないけど、一途なその思いは十分に伝わった。
決して、自分の相棒だけでなく、他のメンバーに対しても気遣いが出来るという部分は凄く気に入った。
ウサダくんはちょっと微妙だけど(笑)、それが彼の「欠点」なのかもしれないから、それはそれで気に入っている。


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コメント一覧

Chiaki K
気付きました♪
ナナマガラー様

先日の次回予告で「あ、司令官…?」と気付きました。
髪の毛ボサボサ、無精ひげ…。
司令官とはまた違った面を見せてくれそうですね。

さすがに、まだ黒木司令官のイメージが強いですから、「え~、殺人犯?」という複雑な気持ちはありますけど(笑)
ナナマガラー
情報
知ってたらごめんなさい。
次回の「相棒」(3月13日)に、榊英雄さんが(8年ぶりに)ゲスト出演されます。
前回は連続殺人犯役だったけど、今回も、強盗殺人で指名手配されている役みたいです。
ちょっと複雑・・・ですかね?
Chiaki K
こういうのもいい
りのーで様

特に誰がリーダーというのもなく、面白い編成のチームだったと思います。
毎年こういうのは難しいかもしれないけど、たまにはこういう戦隊もあっていいですね。
りのーで
 ヒロムは本来ブラックのポジションのキャラでしたからねえ。リュウジがいなければチームとして成り立たない・・・。
でも、リュウジがリーダーではなく、彼はサポート役。変わった組み合わせの3人戦隊でしたね。
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