手裏剣戦隊ニンニンジャー 忍びの40

ついに40話。ここ数年の放映話数を考えると、もう残り10話を切っている。
果たして、今のこの状況で、ちゃんと収拾がつくのか心配になってきた。
毎年、上手い具合に着地するのだから大丈夫だとは思っているが…。

キンちゃんの単独行動の謎はとけた。
とけたけど…。
いやー、伊賀崎家の皆さんは、そんなこと気にするような人はいないと思うんだけどなぁ。
もちろん、キンちゃんの気が済まないというのは分かる。
だけど、たった一人で九衛門を倒そうというのはかなり無茶だと思う。
そんなキンちゃんもみんなに打ち明けられてよかった。

キンちゃんに打ち明ける決心をさせた、霞のスランプ。
前回、萬月に騙され、手痛い失敗をしたのがよほど堪えていた様子。
天晴を除く3人が霞を気遣い、様子がおかしいことにも気づかないふりをしている。
そんな3人に対し「言ってやるべきだ」とする天晴。
気づかないふりもやさしさだし、言ってあげることもやさしさ。
どちらが間違っているとか、どちらが正しいとか、それは対象者によるのかもしれない。
霞の場合は「言ってあげる」ことが正解だったようだ。
自分の状態を直視し、認める。
簡単なようだけど難しいこと。
一つ吹っ切れた霞が一段と強くなったのは頼もしい。

九衛門の正体「忍びでも、小姓でもない、牙鬼…」というセリフには驚いた。
牙鬼…何？
有明の方は何も知らなさそうだから、萬月と九衛門はまさかイトコ同士なんてことあるまいな！？
こちらの方が断然気になる。