やっぱブログだべさ。

 こんなブログタイトルでも…まぁイイんでないかい? 
 まずは「初めに・お約束」をお読み下さい。

先週のオケのお話。

2008年03月05日 | Music
 別に面白い話でもないんだけど、オケ・ライフの一ページと言う事で。

 先週は、金曜がPierre Boulezとのreading session、日曜がcommunity concertでした。reading sessionはドビュッシーのImagesからイベリア。コンサートは、イベリアがメインで他に数曲(後で書きます)。Imagesはこれまで知らなかったんだけど、とても奇麗な曲で、直ぐに気に入っちゃった 日本語では「映像」ってタイトルなんだねぇ。

 金曜のreadingは、基本的に「あんた達、ダメ~」ってブーレーズに言われ続けた濃密な三時間でした。彼は作曲家なので、リハーサルでも作曲家的なアプローチをします。つまり、書いてある指示(強弱、アクセント等)を全て忠実に再現しなさい、って事ですが。ブーレーズは、11月に一緒に弾いたハイティンクと大体同い年だと思うんだけど、どっちが好き?って皆聞きあってた。私はハイティンク派。もっとartisticなの。勿論ブーレーズの仰るとおり、書いてある事はやらなきゃいけないけどさ。

 readingの最後に、マエストロは「色々言ってゴメン、気を悪くしないで下さい。でも必要だったから言いました」と仰って去っていかれました。

 次の日、シカゴ交響楽団がブーレーズと同じ曲を弾いたんだけど、それに行ったオケの友達曰く「強弱も何も、全然やってなかったよー」との事でした。ナンじゃそりゃ?!

 
 さて、コミュニティー・コンサート。名前の通り、地元密着型コンサートなので、地元の高校へ遠征。皆でスクールバスに乗って行ったの。いつもは同じホールでリハーサル・コンサートをしているので、皆で移動って楽しい そして、大学以降、アメリカに来た外国人達は、スクールバスはこれが初めてだったのね。と言う事で更にテンションUPで大はしゃぎしちゃって。
 スクールバスの中はこんな感じ↓ 大はしゃぎ中の外国人、VassiとHenry。
 


 コンサートは、メキシコ街にある高校で。何と、メキシコ国歌を最初に弾きました それから地元の音楽教室の小さなばよりにすと達が来て何曲かアンサンブルで弾き、最後にキラキラ星他2曲をうちのオケが伴奏する、という、とってもcommunity concertな事もしました。

 ここのオケは基本的に皆いい人で、面白くて本当に楽しいです お友達サークルはどんどん広がるモノです。秋の会ったばかりの頃は、皆様子を伺ってた感じで、かなり気を使ってたんだけどね。

 今回スタンドパートナーだったJennも実に面白い子で、とても気が合います。Chewieは時々彼女をプードルと呼びます。ゲイのドラマの真似。プードルは「私、老人&ゲイフェチなのー」だそうで、将来は老人と結婚して、1年くらいでリッチな未亡人になって、ゲイのベストフレンドと暮らすんだって。頑張れ、プードル!

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