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山奥でオーケストラのお話。

2011年02月27日 | Music

 前回書いたコネチカットの山奥の中高生のオーケストラの指導のお仕事デスが、side by sideと言って、プロのオケに子供っちを放り込んで、プロの隣で弾かせる、という趣旨のworkshopでした。こんなの↓

 オケから派遣のteaching artistsの一人としてコーチになったわけです。元々「グループレッスン」と言われて引き受けたお仕事だったのですが、初回レッスンに行ってみたら「Chewieはアドバンスグループの指導をお願い」と言われてスコアを渡されました。え゛、ばよりんだけじゃなくて、びよら・チェロ・コントラバスもいるの?  ・・・とあたふたと始まったのですが、初めて弦楽オケ全体の指導をしました。コンサートでは勿論プロのオケの常任が振ったのです。私は下練習だけ指揮。指揮は楽しかったけど、「人にあれこれ指示するより自分で弾いた方が早い!」と思い、向いていないな、と思いました

 このプログラムに参加した子は全部で20人。それぞれ話す機会もあって、皆いい子たちでした。

 いざプロのオケに放り込んだらコントラバスはこうなった↓

 

 個人レッスンをとっていない子供が殆どなので、レベル的には改善の余地がかなりあるのですが、とても楽しかったです。何人か「三ヶ月だけじゃなくて、通年でやりたい!」と言ってくれて、私も同感。どうにかなりませんか?! 

 コンサートのプログラムに子供っちが一言ずつ寄せたページがあります。

「ただ生徒という立場ではなく、一人のミュージシャンとしてオケのメンバーでいる自覚が芽生えました」

「この伝説のプログラムに携わった多くの人たちにありがとう-- コーチのLisa, Mary and Chewie!このオケの友達みんな! とても楽しかった」

「オーケストラとこのプログラムにありがとう。そしてバルトーク最高!(この子はバルトークを弾いたアドバンスグループの子)」

 

 コンサートの前日は近所の学校を招待して短いコンサートを三回。そして本物のコンサートは、結構大入りで、子供っちがチケットを売り歩いた甲斐がありました。まずは大人だけで弾いて、それから子供を混ぜてた~くさんの曲を弾きました コンサートの直前・合間に20人のチューニングをして、楽譜の順番を確認して、と走り回り 実際に自分が弾くまでに何とか落ち着かねば・・・!と大変でしたが、終わった後に子供っちからお礼のカードを貰ったりして、とても嬉しかった。また来年の11月に会いましょう~

 


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4 コメント

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Unknown (モモ)
2011-02-28 22:37:24
Waterbury Symphonyで弾いてるの~?懐かしいなぁ~。私もコネチカットにいる時は、お世話になったよ。コンマスのアリスさんによろしく・・・
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Unknown (Chewie)
2011-02-28 23:12:53
モモさん
 
 きゃーお元気ですか~?お久しぶりです 赤ちゃんは元気に育ってます? モモさんも、やっぱりWSOで弾いていましたか~。今度アリスさんにお伝えしておきます
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みなさま。。。 (ちいちゃん)
2011-03-27 00:14:25
真剣でいらっしゃるのね。
先生がいいと
集中力 アップ!!!
演奏も ききたいです!!!
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Unknown (Chewie)
2011-03-28 12:33:05
ちいちゃんさま

 みんな最後の頃は結構真剣にやっていましたねぇ。
 実は、弟のチェロの先生がこのプログラムで教えていたので、一緒にお仕事しました。とても久しぶりにお会いしました。
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