元気のたね

ヘルスフィットネススペシャリストの浅田千鶴です  

フラミンゴ体操

2007-03-01 22:36:25 | 健康
3月です。今月の“日々プチ*トレ”は フラミンゴ体操です。
なんて事はない、“片足立ち”です。
ところが、この片足立ち…優れエクササイズやわぁ~!!と、日々実感しながら指導をしています。

変形性膝関節症の方に、片足立ち…痛いはずの膝が 片足立ちをした瞬間、痛くなくなるのです。
(その症状の個人差があります)
というのは 膝の関節を支える大腿四頭筋(太ももの前)などの筋肉は 片足で体重を支えなくてはならぬぅ~~!?と緊急事態が発生すると、しっかり力を発揮するのです。
姿勢が悪い人にもしていただきます。
姿勢が悪くなっている人は 腹筋が弱っています。
その腹筋に力を入れて!と言っても、意識して力を入れることは難しいようです。
そこで、片足立ち!
片足で立つと不安定になるので、背骨を支える筋肉:腹筋や背筋が緊急事態を感知し、一斉に働き始めます。
片足立ちになると、おなかも自然と力が入り、良い姿勢に勝手にリセットされます。
こんな原理は 今、流行の振動マシンと同じです。
昨日、会ったジョジミちゃんの整骨院にも“ウルトラ三四郎”というマシンが導入されるそうです。
(振動幅が大変小さく、優れものらしい!?)
整骨院には 片足立ちができないお年寄りや重度の症状をお持ちの方もいらしゃいますので、そんな方にはリハビリ機器として必要なんでしょうね。
 元気な方は…レッツ! フラミンゴ~☆
基本:片足で何秒立つことができるか、やってみてください。
バリエーション
① 片足立ちで、軽く膝の曲げ伸ばし(アスリートは 片足スクワット!)
② 片足立ちで、胸の前に手を伸ばし、腕を左右に振ってみる
③ 片足立ちで、胸の前に手を伸ばし、腰・股関節を左右に捻る、腕や肩は それにつられて動かされる
③は 股関節・腰を使って、打つ・投げる・ターンするなどのスポーツ動作を作り上げるのに役立ちます。
2ヶ月間、ゴルフの練習をせずに③のエクササイズをして、腰や股関節を使って、軸が横流れしないようにイメージしました。
それプラス、昨日は 茶坊主さんにグリップのピンポイントと、腕のイメージをお聞きすると・・・
ビックリ!身体が 本当に気持ちよく使えながら打つことが出来ました(嬉)

話は エクササイズに戻り、まずは 基本です。片足で立つだけ…
膝は 突っ張らず(関節をロックせず)、少しだけ緩めておきましょう。
そのほうが関節に負担にならず、筋肉が沢山使われます。
②や③での、ねじり動作の際には 必ず少し膝関節を緩めておきましょう!
膝をロックする事で、足首や股関節のねじり動作も制限され、各関節を痛める原因にもなります。
そうして、もう一つのポイントは 足の裏、足の親指!
親指でスタンプをおすように、床をつかむように、親指側に力をいれます。
(すでに外反母趾の方は これができません。まずは 体重をかけず、足の指だけの体操が おススメです。)

全身の筋力が弱くなり、しっかり歩けなくなると、床を親指で蹴ることをせず、体重が足の外側に乗りやすくなり、結果・・・膝が 悪い人は 中指の付近に魚の目やタコをつくり、膝が外に開いていきます。
フラミンゴ体操は O脚予防にもなりますよ!!
本当に優れもの! フラミンゴ体操を是非お試しください!
3月も 元気でいきましょ!!


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