元気のたね

ヘルスフィットネススペシャリストの浅田千鶴です  

ナッケムソンさんに聞いてみよう!

2012-11-29 11:29:56 | 健康
本日は 神戸教室。

「座って体操している時も姿勢を良くして、お腹にちょっと力を入れましょう!
腰にかかる負荷が変わりますからね。 腰椎の椎間板(腰椎と腰椎の間のクッション)にかかる重さが変わるんですよ!」

とご説明をすると・・・

「うそ~!? 同じ体重なのに腰にかかる重さが変わるの~?!」

「本当ですって!!」

私は 高校時代から腰椎すべり症を持ち、そんな腰椎をおつきあいをしているので、実感として分かるのです。
自分の姿勢によって腰椎にかかる負荷が違うって事。
腰椎を支える筋肉のコンディションが悪い時に痛みが来るって事も・・・。


私の経験だけでなく、腰痛と言えば、ナッケムソンさん! ナッケムソンさんと言えば、腰痛!!
スエーデンの整形外科医ナッケムソンさんは 研究において、腰椎椎間板に負担のかかる動作と数値を示して、腰痛の原因は姿勢にあるとし、腰椎椎間板に負担のかかる姿勢を避けるよう啓蒙活動をしました。
その成果があって、欧州では 腰痛患者が激減しました。

これが研究の結果です。
まっすぐ立っているときにかかる腰椎への負荷を100%とすると、
仰向けに寝る 20%
立って腰を曲げた状態150%
物を持つと220%
座ると140%
座って前かがみになると185%もの負荷が腰椎へとかかるそうです。
デスクワークで頭を前に出したり、腰をずらしたりして背中を曲げることで腰椎への負荷が高まり、腰痛の原因になるのです。
座っているときも腹圧をかけて、丸めないようにしましょうね。

そして、腰椎4番・5番は 体重の60%の負荷を受け止めています。
体重が重くなること、激しいスポーツで腰への衝撃(ジャンプや中腰動作など)で腰椎4番5番のダメージを大きくします。
私は 30年をさかのぼることバレーボール現役時代、 今より10㎏体重が重く、今思えば、腹筋も弱く、ストレッチなど全くしていませんでした。
いつの間にか腰椎4番、5番は へちゃがっていました。
BlogPaint
しかし、姿勢に気をつけて筋肉のケア、強化に努めていますので、酷い腰痛から免れてします。
 

ナッケンソンさんについての詳しくは こちらをご覧ください。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%85%B0%E7%97%9B

またコチラのサイトでは 姿勢と腰痛のお話が分かりやすく解説されています。
http://posture.web.fc2.com/prevention/sit.htm


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