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元気のたね

ヘルスフィットネススペシャリストの浅田千鶴です  

スパイラル

2010-02-26 23:16:33 | 健康
悔し涙の銀メダルでしたが、浅田真央選手はじめ、選手の皆さんの迫真の演技に感動しました。

スポーツを見ていると、人間技の凄さに驚くのですが、フィギュアスケートでは ジャンプも凄いと思いますが、特に女子選手のスパイラル(脚を腰より高い位置にキープして滑る)。
ビールマンスピンのように足が頭の後ろにあり、背骨が どうなっているんだろう!?と驚きます。
「素晴らしい柔軟性です!」と解説者が叫ぶのです。
ずば抜けた柔軟性を披露する事で、得点が加算されるのでしょう。
オリンピック選手でもビールマンスピン並みの背骨の反りを見せる人、見せない人・・・
出来る人、出来ない人がいるかもしれません。

頭の後ろで足を持って立てますか?

やらないでくださいよ!?
機能解剖学的には あれだけ柔らかいのは異常。
スポーツの場面では 違う物差しを持たなきゃいけませんが、一般人のエクササイズの場合、背骨を反る事に関しては 特に注意を促します。

最近、こんな事故の報告がありました。
“ストレッチポールで背骨を骨折”
エクササイズは 正しい身体の使い方、フィットネスツールの使い方をすれば、効果がありますが、少しの違いで怪我を起こす両刃の剣。
通常、ストレッチポールは 背骨に沿わせ縦に使います。
詳しくは コチラをご覧ください→ http://www.stretchpole.info/
その事故を起こした人は 背骨(胸椎)に対して垂直、横向けに使い、身体を反らし押しあてたそうです。

背骨は通常、緩やかなS字カーブを描いていますが、その形は 10人10色で姿勢が違い、可動域も異なります。
例えば、枕の高さを変えるだけで、頸椎の湾曲に影響を与え、首の調子を損なう事もあります。



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