ひざっこぞうのがんばるブログ

スキルス胃ガンになっちゃったバツイチ母の闘病メインだけど他にもいろいろ書いちゃう日記

縁切榎

2007-02-15 | 我が家の近況報告
病院へ行く途中の道端にぽつんとある「えんきりえのき」
今までは人との縁を切るためのものだと思っていましたが、
難病との縁を切る御利益もあるとわかったので
写真撮ってみました。(お参りは?)
今は幹と枝だけの寂しい姿。
母はもっと葉が繁ってからにしたら?と言いましたが、
そんな頃まで通いたくないですもん。
なので榎よりも幟をメインに撮りました。あしからず。


内視鏡検査の結果

2007-02-15 | 闘病生活
先日受けた内視鏡検査の結果を聞いてきました。
今日は母も同席です。

F医師のお言葉は
別段悪くなっているわけではないけれどスカッと良くなっているわけでもない
相変わらずあいまいな言い方だこと。

詳しい説明によれば
胃の表層部分を組織検査した結果、ガン細胞はみつからなかった。
でも大元のガンはまだ残っていて、その周辺は固く隆起している状態。
・・・なんだそうです。
つまり、少しは良くなっているということですか?と聞いたら
まぁそうですね。と。
だったら早くそれを言ってくれ。
なんでもいいからちょっとぐらい希望を持たせるようなこと言ってくださいな。

さて、そこから母の質問攻め。

母:もっと集中的に効くような注射とか追加できないんですか?
(おーい、それでつらい思いをするのは私なんですけど・・・)
医師:あまりいっぺんに複数の抗がん剤を使うと、効かなくなったときに困る

母:副作用があまりないらしいんですがいいんでしょうか?
(なんかいろいろ世話を焼きたかったらしいが、あいにく私は元気です)
医師:副作用がないのは喜ばしいことで、薬の効き目とは関係なし

母:スキーに行くとか言ってるんですけどいいんですか?
(この前ちゃんと許可もらってるし)
医師:無理さえしなければ問題なし、なにをしたからいいとか悪いとかいうことはない

母:もう手遅れだからなんでも好きなことさせてあげろってことではないのですか?
(まったく、本人の前でなんてこと聞くんでしょうか、この母は)
医師:そうじゃないですよ、むしろ家に籠もっているより治療には良いことでしょう

そんなわけで、今までの抗がん剤をもう少し続けることになりました。
私としても、これから卒業式と入学式を控えているので
それが終わるまでは余計な副作用で悩まされたくないし
今のところ効果があるわけだから、無理に替える必要もないと思うし。

で、その後、傷口の辺りにちっちゃなしこりがあるので見てもらいました。
「糸じゃないかな。自然と溶けるんだけど半年くらい残ることもあるから。」
糸ってさぁ・・・・
私の傷口、なんかホッチキスみたいな針金でとめてなかったっけ?
それに、今ごろになってゴロゴロしてくるって、へんじゃない?
でも、医師が大丈夫と言うんだから大丈夫なんでしょう。
信用することにしましょうね。半年後に消えなかったら文句言いましょ。

その後、いつもの点滴。
いつもの看護師さんは今日も見事な針さばき(と言うのかどうか)
でも、終わったあと針を抜いてくれたのが別の看護師さん。
あなた、血液を1滴、服の上に落としましたね?
気づいてないみたいだけど、軽~くシミになっちゃいましたよ。
ま、痛いよりいいか。

次回の診察は3月に入ってから。
今回も副作用がありませんように。

帰りに母と喫茶店に入り、ピザトーストとワッフルを食べました。
前に比べたらかなりたくさん食べられるようになって
(もう充分食ってる気もする)
食べながら「全然病人らしくないよなぁ」と思いました。
だからほんとは、もっとよくなってると言われることを期待してたんだけどな。
ちょっと残念。