湖のほとりから。

花と空と心模様を写真と詩と文に託して。

西の空が途切れたとき

2017-09-24 10:57:23 | ポエム
君の名を呼ぶ
西に向かって


あの時は
ごめんなさい


奥底にある
私の思いに気がつかないで
君の思いに気づこうとしないで


いや
気づいていても
そんな深くの塊には
たどり着けなかった


いま
途切れ途切れになった思いを
繋ぎ合わせようとしたけれど
ところどころで
抜け落ちてしまったものがある



けれど
それはもう
流された風の中だと思うことにしょう



いま
だからこそ
その塊にたどりつけたのは
西の空が
こんなにも
美しいと思えたから



きっと‥‥



また、逢えるだろうか。









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