湖のほとりから。

花と空と心模様を写真と詩と文に託して。

7つ色のわたし

2018-06-13 08:19:56 | ポエム



晴れ上がった日
雨がたくさん降る日

好きなものを食べた日
少し嫌いなものを食べた日

友達とお喋りした日
あなたと電話しあった日


色んなたくさんの日があっても
受け取る私の心の色は
いつも同じ色じゃなくて


筆についた色ひとつ
一滴垂らしただけで
違う色になって行く


ましてや
混ざってしまうとき
マーブル模様のようなとき
沈んで二層になってしまうとき


どんよりとした日々を過ごすことになる



ひしゃくで
すくい取ってみたときに

ステキに輝く日
飛びっきり素敵な日

綺麗な色の水の出来上がり



けれど
感情を揺らさないで
済まそうとすることは


自分の色に
誰かの色が混ざらないようにすること


感情の波を静めようとする
色んなことを考えてみる


私の感情は水


もともと
感情の色の水は
変わり続けて当たり前
それが私というものだから


私を
おとなしい静かな色に
押し込めようなんて
いい子にしてると
私らしくないのかもしれない


水は光が当たって
プリズムの七色に見える


7つ色の私がいるかもしれない







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