湖のほとりから。

花と空と心模様を写真と詩と文に託して。

カリンバと言う楽器

2020-05-09 15:39:00 | コラム
民族楽器と言われているものにきょうみがある。

サンポーニャ、ケーナ

竹のつつを連ねたようなサンポーニャや、
日本で言う尺八みたいなケーナは、
南米アンデス地方の民族音楽フォルクローレで使われる楽器。

代表的には
『コンドルは飛んでゆく』に使われていたりします。


興味があると言っても
世界には限りなく沢山の楽器があり
アフリカあたりには、なんぞや!と
言うような、まだまだ知らない楽器もたくさんある。


その中で
オルゴールの元になったと言われる素朴な楽器、カリンバ。


タンバリンではなく、カリンバ(笑)


ちょっと、九州地方の方言に近い発音に聞こえてしまうこの楽器は
思いの外、人の心の琴線に触れてしまうような気がして、
何度も何度も聞き返してしまってます。


小さなオルゴールを大切に聞いていた幼い日。

幾度もネジを巻いた日のことや


あの初夏のひとときを
思い出すような感覚に似てるかも


ちょっと、切なくて
ちょっと懐かしいような


少しづつ楽しみを先に持っていかれ
体裁ばかりの大人の言い分で
言いふくめられ
仕方なくじっとしていたら
だんだんとダルさが
疲れかどうか
分からなくなって
ただ、苛立って来たりして?


ちょっと
静かな場所で
耳を澄ましてみませんか?


元気出してって言うのは簡単だけど
そうじゃなくて
ちょっと息を吸って
ゆったりするのもいいかもねー。


きっと、疲れ始めてる。
そんな人へ


【千と千尋の神隠し】より

『あの夏へ』




ちなみに、
私が出会った120年ほど前に
アメリカで製造された、オルゴール。

レコード盤のように丸い盤を変えると曲も変わる。
このカリンバで言う、金具と親指の関係で、音を奏でる。
ゼンマイ式。











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