『東風吹かば匂ひおこせよ梅の花』
春まだ遠いと思っていましたら、
春がムクッと起き上がる日がちらほら。
世の中の取り決めの中で
この季節は、なにかと畳み掛けるように
次のステップへの準備や不安
凍えそうな寒い日があったり
陽の光の暖かさが有り難かったり
ごちゃ混ぜになりながら
確実に春がやってこようとしています。
季節柄、受験生があやかりたいと願う
菅原道真公をお祀りしている太宰府天満宮
梅には飛梅伝説と言われるものがあります。
そこにある『飛梅』には
会いたい人の元へ行こうとする思いが残されているようです。
その梅になぞらえて
『飛梅』という歌があります。
『太宰府は春、いずれにしても春』と締めくくられた歌。
そうなのです。
どんなにしても、季節は進んで
いずれにしても春なのです。
小さな湖のこんな町にも
小さな春がやってきています。
折しも
今日はバレンタインデー
チョコ屋さんの策略であろうがなかろうが
何かを願おうとする人の気持ちは
誰にも微笑ましくありたいですね。
飛び梅、、ならぬ 『飛びチョコ』
気持ちだけ飛ばしましょうか。