♪ 街は色づくのに
逢いたい人はこない♪
昔の歌の一節を
思い出してしまいそうな帰り道
歌えそうだけど
やっぱり
歌の出だしは照れ臭いから
小声から始めてみましょうか。
緑から色づいていく木々は
すこし南の風に揺れて
和製のクリスマスカラーのよう
何も紅葉するのは
恥ずかしくて赤くなるのでもなくて
サヨナラするためでもなくて
我が身を守るため
幾年もの年月を
こうして超えてきたのでしょうね
人の目には
楽しく映っても
本当は
血の涙を流しているのかもしれない
けれど
それさえも
ひとたび
光に照らされたならば
どこからか
称賛の声が聞こえてくるやもしれない
透き通って
輝き始めるから不思議
あ、美しいと
声にだしてみた時に
その木々になりたいと思った瞬間だった
逢いたい人はこない♪
昔の歌の一節を
思い出してしまいそうな帰り道
歌えそうだけど
やっぱり
歌の出だしは照れ臭いから
小声から始めてみましょうか。
緑から色づいていく木々は
すこし南の風に揺れて
和製のクリスマスカラーのよう
何も紅葉するのは
恥ずかしくて赤くなるのでもなくて
サヨナラするためでもなくて
我が身を守るため
幾年もの年月を
こうして超えてきたのでしょうね
人の目には
楽しく映っても
本当は
血の涙を流しているのかもしれない
けれど
それさえも
ひとたび
光に照らされたならば
どこからか
称賛の声が聞こえてくるやもしれない
透き通って
輝き始めるから不思議
あ、美しいと
声にだしてみた時に
その木々になりたいと思った瞬間だった