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湖のほとりから。

花と空と心模様を写真と詩と文に託して。

歩道橋の上で

2019-07-24 10:26:00 | コラム
ドラマや映画には
必須シチュエーションの
歩道橋の上
 
 
人が物思いにふけるとき
その雑踏の中でも
1人を噛みしめながら
眼下に広がる風景が
心の情景と混ざって
なんとなく
見下ろす人並みや町並み
 
 
街を眺めている自分を
他の場所から
眺めてるような気持ちだろうか?
 
 
恋人達や友達たちには
歩道橋の上は
出会いの場所でもあるし
約束事をするには
見つけやすい場所でもあるのかな
 
 
いかにもそこに
見えないスポットライトが
照らされてるかのように
地面から
浮き上がっている舞台のようだからだね?
 
 
すれ違ったり
繋がったり
見下ろしたり
見上げたり
 
 
物語には
とても重要なシーンになるね
 
 
ビルの上でもなく
タワーの展望台でもなく
 
 
ふらっとたたずみ
ふらっと立ち止まり
 
 
空でも
アスファルトでもない
 
 
いわば
空中の橋の上
 
 
自分の思いの中のようでもあり
人の思いの中でもある
 
 
 
思い出や過去や未来を
本当は
そこから見たいのかもしれない
 
 
今朝からずっと
 
 
頭の中で
聴こえてくるよ
 
 
僕は携帯 耳に押し当て
君の笑顔を思い描いてる
ヘッドライトが流れる街の
人が行き交う歩道橋の上で
 
 
 
 
そう言えば
私も
歩道橋の途中で
いつも
立ち止まりたくなる
 
 
不思議な世界なんだよね
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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