学校帰り
いつもの坂を
自転車二人乗り
顔を見たくて
前のめりになりそう
バランスがこわくて
何故か
ボタンダウンのシャツの
襟元ばかりを
見つめていたよ
夕陽で顔が
オレンジに染まっていく
あなたの汗の匂いと
私の背伸びしたコロンの香り
息苦しくなるほどに
胸がドキドキした
半分足を浮かせて
邪魔にならないように横坐り
してるけどもうそろそろ限界なの
あなたの背中にもたれていい?
汗ばんでいるけど
かまわない?
そんな高校時代のワンシーン
幾度かのシチュエーション
そのまま真っ直ぐに
大きな川を渡ってしまうまで
あなたの背中越しに聞いていたかった
声と息
いつもの坂を
自転車二人乗り
顔を見たくて
前のめりになりそう
バランスがこわくて
何故か
ボタンダウンのシャツの
襟元ばかりを
見つめていたよ
夕陽で顔が
オレンジに染まっていく
あなたの汗の匂いと
私の背伸びしたコロンの香り
息苦しくなるほどに
胸がドキドキした
半分足を浮かせて
邪魔にならないように横坐り
してるけどもうそろそろ限界なの
あなたの背中にもたれていい?
汗ばんでいるけど
かまわない?
そんな高校時代のワンシーン
幾度かのシチュエーション
そのまま真っ直ぐに
大きな川を渡ってしまうまで
あなたの背中越しに聞いていたかった
声と息