湖のほとりから。

花と空と心模様を写真と詩と文に託して。

取捨選択の中で

2021-10-03 16:02:00 | コラム
あと数時間もすると
太陽の色が変わろうとする時
庭の椅子にこしかけて
ため息をつきつつ空を見上げてる

昼下がりから夕方にかけて
風の温度が変わるのを肌で感じてる


半袖から出た肌が
ひんやりするかしないか
長袖には暑くて
半袖にはどうかなと言う感じ
嫌いではない感じ



あと数時間もすると
出かけるために私は着替えをする


頭の中でシュミレーション
あれやこれや考えても
ソースがついてシミになるのはごめんだから、
やっぱり、いつものような服装になってしまうのだろう


何のために
新しい服を買ったんだろうね




すこしなりを潜めていた


私の毎日は少し変化しながらではあったけど
別段、頭の中での文章を書き終えただけで完結していた


ペンで生業にしているわけではないから、自由気ままに
出来た時間で言葉を楽しんでいただけだけど

書くにはどこか
何かしら閉塞感があったのかもしれない


少し世の中の気分が変わって
今晩はどこか外食に行こうと言うふうになった


するとこうして
書いてみたくなった


そして
あと、数時間の先の未来を思う


太陽は暮れて色をかえて

私はいつものような服を着て
いつもの店でお皿一杯のサラダを食べるはず



世の中は
街は
行動は

いつも、取捨選択の中にあるはず


自分の責任の範囲
自由の名のもと

誰も止めることはできないはずなのに

止めてしまおうとする空気を感じてしまうのは何故なんだろう


せめて
『今』選択した空を見上げてる私は
いつまでもその気ままな中にいたいなぁ。









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