■LEFT4DEAD
やけに元気のいい大量のゾンビが縦横無尽に走り回るギャグなのか真面目なのか良く分からないホラーFPS「LEFT4DEAD」。体験版もやらないうちに日本語版購入しました。
ホラー映画において走るゾンビにはあまりいい印象はなく、名作「バタリアン」よりもどうしても駄作「サンゲリア2」を思い出してしまうのであります。フルチの名を冠しつつもフルチ作じゃないっつーがっかり具合にも程がある糞映画です。ロメロから入るかフルチから入るかでその後のゾンビ映画嗜好に少なからず影響を与えると思うのですが、幸いにもフルチから入ってしまった私は臓物と虫でデコレートされたステキなゾンビが溢れかえるイタリアンゾンビ映画がその後の基準になってしまいました。めでたしめでたし。近年ではリメイク版「ドーン・オブ・ザ・デッド」が走るゾンビをメインに扱っているらしいのですが、ホラー映画の知識が90年代で止まっている私は当然のごとく未見なのでここではパスです。
さて、L4Dでは映画を模した4つのシナリオをプレイする事になります。ローディング時に表示されるポスターがB級ホラーっぽくてグッドです。DCのイルブリードを彷彿とさせます。基本的に1つのシナリオはいくつかのステージに分かれていて最終ステージでゾンビラッシュを凌いで乗り物で脱出・・というのが共通構成です。絶海の孤島というシチュエーションが採用されていないのは個人的に残念でなりません。サンゲリアごっこができないじゃないか!
フレンドリーファイアOFFができないのでむやみやたらに乱射するのは危険ですし、自分が射線上に入らないように気をつける必要もあるしと、FPSが上手くない私にはちと厳しいシステムです。ただ難易度が低いうちはフレンリーファイアによるダメージ量はそんなに多くないようなので乱戦時のフレンドリーファイアに関しては目をつぶっていただきたいなあと。当然誤射しない努力を怠ってはいけませんが。
協力・・というか助け合いが非常に重要視されているゲームでもあります。負傷している味方を回復してあげたり、回復アイテムを渡したり、拘束された味方を助けたり・・と様々な場面で助け合う必要があり、それは裏を返せば協力しなければ待っているのは死であるという事なのです。単独行動はもってのほかで4人は固まって行動するのが基本。ゾンビどもはそれこそ四方八方から湧き出てくるので4人が的確なポジションで敵を迎撃しなければすぐに回復薬のお世話になるハメに。
まあそれは分かっちゃいるんですけどいざゾンビラッシュが来ると焦ってしまって、気がつくとハンターにマウントポジションを取られていたりブーマーからゲロをぶっかけられていたりと散々な目にあうんですよねえ。高確率でタンクから真っ先にフルボッコされるし(笑)
走るゾンビにいい印象が無いと言いましたが、L4Dをやってみてその考えもどこかへ軽く吹き飛んでしまいました。こういうゾンビもありじゃねーかと。それにL4Dのゾンビも全部が全部元気よく走り回ってるわけではなくて、むしろ普段その辺でたむろってるゾンビはのろのろゾンビなんですよね。こちらに気づいた時やラッシュ時に「お前どうしたwww」と言いたくなるくらい全力で走ってきます。そしてその様子は怖いはずなのに何故か笑える。その辺がこのゲームのちょっとバカゲーっぽい所ですね。
操作等そんなに複雑でもないので普段あまりFPSで遊ばないような人でも十分楽しめるんじゃないでしょうか。
■プリ5
増子が結局最後まで忘れ去られていたり、おタカさんが理事長だった事も1期でバラしてから大して物語に絡まなかったり、前期EDでのくるみとかれんの百合っぷりは結局釣りだったのかという事や、館長の目的が結局よく分からなかったりとか、OPに出てくる館長らしきフードの男って結局誰ー?と思ってたら最後の最後で出てきたりとか、シロップって結局誰の子なの?という事や、三瓶さんの声がとんでもない事になっていたりとか
まあかなり消化不良というか伏線回収しきれてないというか、絶対途中でプロット変更の憂き目にあって訳分かんなくなっただろ的なシリーズの着地点となりました。
お子様アニメに求めんなとゆー話ではありますが。お子様が喜んでくれるなら御の字なわけですからね。そもそもいい大人がどーたらこーたら言うのがおかしいんです。ハイ。
しかしブンビーカンパニーの新入社員。アレはカワリーノさんに酷似した別人なのかそれとも転生したカワリーノさんなのか・・・。つーか何故カワリーノさんなんだろう。そこはスコルプさんじゃないのかと(笑)
タンクとかもうまっしぐら(笑)
今度はノーマーシィ以外でもやりましょうね