意見交換会

意見の交換を中心としたページ

基礎パッキングについて

2013-07-16 23:56:04 | Weblog
 今回の家には栗の木の基礎パッキングを使っています。樹脂製のものは安く注文すると持ってきてもらえるが、寿命が何年なのか不明だし木にこだわって建てるなら木でしたいという考えからです。そして、栗の基礎パッキンは大きさや厚みを揃える手間がややかかるかもわかりませんが、決して高くはありません。ただし、最初から虫食いや腐っている部分は使いません。製材でそこそこ厚みが揃っていましたが、基礎断熱部分の兼ね合いから多く削って厚みを揃えるのに少々苦労しました。硬さもばっちりのようです。基礎パッキンを入れて土台と基礎の接触を避け、床下に風を通すために40cm×20cmの通気口も設けます。通気口をあけると基礎が弱くなると言いますが、べた基礎で補強筋も入れてあるので心配は無用です。

化粧野地板の塗装

2013-07-15 23:57:56 | Weblog
 今日は、化粧野地板の色塗りをしました。塗料はキシラデコールで、防虫・防腐効果があり木材保護に優れた塗料と聞いています。また、表面に膜を作らない塗料で木の呼吸を妨げないので木材には適した塗料として私は使っています。色は施主が選び、塗るのは私です。軒天を貼らないので、野地板がそのまま見えるので化粧とし塗装をします。1回塗っただけでは薄く2度以上は塗るのですが、2度塗るとほぼ一日かかってしまいました。

棟上げまでに必要なこと

2013-07-11 23:24:38 | Weblog
 きざみの日数が読めなくて何とかきざみ終わりが読めてきたので、2日前に棟上げの日が決まりました。プレカットなら火を指定すればいいだけなので棟上げの日を決めるのも簡単ですが、手きざみで初めてのことが多すぎる今回は日数を読むのが難しかったです。しかし、プレカットではできないようなことを多くできているように思います。さて今日の仕事ですが、1階管柱のきざみ・基礎パッキン作り・屋根垂木の仕上げをしました。もう少し残ってますが、棟上げまでには間に合います。棟上げ当日には、きざみ終わっているのは当たり前で、足場、金物、必要な材料の搬入等いろいろあります。抜けがないように確認。

柱の養生

2013-07-10 23:47:20 | Weblog
 今日は1階柱のきざみ、紙巻をしました。きざみ終えると、電気カンナで仕上げ、超仕上げをします。それから、棟上げ等で手垢や擦り傷が付かないように紙を巻きます。最近の家では大壁が多いので、このような紙はあまり巻いているところは少ないと思います。仕上がった桧の柱は、非常にきれいで力強い。しかし、仕上げて紙を巻くのは時間がかかります。棟上げの日も決まり棟上げまですることが山のようにあり、急いでいますがなかなか進みません。

手きざみはプレカットにはできないものがある。

2013-07-08 23:27:34 | Weblog
 今回は、墨を付け、手できざんでいます。プレカットに頼むと1週間もあればきざんでくるし、間違いもなく確実にできます。はっきり言って楽ですが、今回はプレカットではできないことをしようと思っています。特に材料をきれいに見せる努力をしようと思っています。節の位置を確認して、それに応じて墨付け加工したり、仕口の加工・庇の加工も工夫しています。