テレビのない生活を始めて数年になる。最初はテレビを持っていなかったし、置く場所もなかったが、友人に預けていたテレビが戻ってきたので、何気においてみると、写りは悪いし、たいした番組はやっていない。衛星放送があれば、スポーツやドキュメンタリーを見ただろう。それでも、何故かテレビをつけてしまうではないか。すぐに意味なしと決め、友人にテレビを、ずっと持ってていいといって戻した。
疲れて家に戻り、テレビをつけ足を伸ばし、ビールを飲みながら力なく笑うのは、一息つけるときかもしれない。テレビは生活の一部でテレビのない生活を考えたこともないかもしれない。
テレビから何を得ているか考えてことは。情報、教育、エンターテイメント、リラックス?テレビを見て笑う時、本当に笑っているだろうか。
1日2時間(平均はより高いはず)テレビを見た場合、1ヶ月で60時間。1年で730時間=約1ヶ月間をテレビを見て過ごすことになる。
友人、家族と一緒に使える貴重な時間をテレビに消費。
高い。衛星放送代もバカにならない。
コマーシャルばかり。30分番組の10分近くはコマーシャル。一年の10日ほどをテレビのコマーシャルを見て過ごす。
・テレビを見ている時間にできること。
- 友人と意義のある時間を過ごす。
- 本を読む。
- 運動する。
- クラスを取る。
- 出かけて新たな人と出会う。
- ラジオを聞く。テレビに比べ必要な時、耳を傾けるだけでいいので便利。
などなど。
衛星放送の契約解除。様々なチャンネルがあり、しかも料金を払っているので見ずにいられなくなる。時間とお金を稼ぐことができる。
新しい番組についていこうとしない。次の日に、職場、学校である番組の話題についていけなくてもたいしたことではない。というかどうでもいい。おもしろい話だったら教えてもらえばいいだけである。
テレビから離れると、いかにテレビがそこらじゅうにあり、皆がむさぼっていることに気づくはずである。
友人と質の高い時間を過ごしたり、もしくはひとりで過ごしたいなら本を読むなり、音楽を聴いたりできる。
何も考えずにすむ番組をボーっと何も考えずに見るのはほとんど麻薬的なものでなかなかやめにくいかもしれない。“リラックス”できるという言葉でごまかしているかもしれない。ひとりで静かに時間を過ごしていると自己内で思考にふけてしまい多くが落ち着かなく感じるかもしれない。でも、自己を見つめる時間は大切なものである。
完全に脱テレビは難しいかもしれない。1日5時間テレビを見るなら3時間に、3時間見るなら1時間半とかに減らしてみる。
それか、1週間と決めて、(1週間で毎週見るテレビ番組をすべて見過ごす。)テレビのプラグを抜いてみては。1週間のあといくらでも見ていい、とにかく1週間だけ全くテレビのない生活をしてみようと。それがどう生活に影響するか観察してみてはどうだろうか。
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