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Vortex

2008-12-08 21:46:21 | ケープタウン
今週末は以上に暑かった。特に日曜は、36度だといっていた。土曜、スカイダイビングへ。天気予報は、晴天だがサウスイースターがFreshだといっていた。気象用語によるとLightが風速16キロまで、Moderateが風速24キロほど、Freshが35キロまで。25キロを越すと初心者の自分にはちょっと厳しい。

風は昼過ぎから強くなっていくし、タンデムの客も次々に来るのでなるべく朝早くにドロップゾーンへ行く方がよい。それでも、何だかんだで時間を食い、到着したのは10時ごろ。

ついて即効で空きがあったので、すぐに準備するようにいわれ、ばたばたとギアを搭載した。スカイダイビングで急がされるのは、何か目落とししそうで心配だが、飛行機を待たせることをクラブは好まないし、ちょっとゆっくりして次の便でなどといっていると風速が急に上がったりしてチャンスを逃すことになるので飛べるうちに飛んだ方がいい。

はじめて、半ズボンとTシャツだけでジャンプしたが、風の抵抗がずいぶん違った。足、手にフリーファールをより感じた。ちょっと練習で、頭を下にしたり、座るポジションを試したが、すぐ不安定になってひっくり返った。

ニュートラルなうつ伏せで落下するのと違い表面積が無い分、落下速度も速く高度を失うのが早い。あっという間に5000フィートまで来たので後1000フィートゆっくり楽しみ、4000でパイロットシュートを投げ、3000ではすでにパラシュートは完全に膨らんでいる。着地も決まって結果よし。

その後、ドロップゾーンでくつろいだ後、久しぶりにトランスパーティへ。場所が、ドロップゾーンから近かったのでそのまま直行した。


パーティに向かう途中のR304号線沿いにある風車。

ワインで有名なステレンボッシュ(Stellenbosch) の近くで自然に囲まれた中でのパーティ。初めての場所だが、車を止めるスペースが十分にあり、テントを張りやすく悪くない。


皆、飲み物や食べ物、キャンプ用品で武装。ずっと先まで歩いたところがダンスフロア。

今回のレーベルはVortexで最も大きく長いもののひとつである。4時ごろに着いたが、金曜から来ている人もおおくかなりの人がいた。まず、出店を物色したり、ダンスフロアをチェックしたり、馴染みの顔を捜す。自分は、朝日時が好きだし、いいDJがその時間帯にプレイするので、ちょっと休憩したりしながら、朝4時ごろに本格的にダンスフロアに繰り出す。


たくさんの店が出ている。服、パンケーキ、バーガー、シチュー、手作りの小物、バー、チョコレートなどなど。


夜明け前。

  
夜明けとともにダンスフロアへどんどん人が集まりのテンションも上がり、太陽がの光が後光の様にさす中、陰から陽へと移り、皆も笑顔。

 
タトゥーが渋い。


車へ荷物を取りに車へ戻るが炎天下の中、暑い。右上にちょっと見える緑の部分に駐めたのでけっこう歩くが、この手のパーティでは仕方ない。先に見えるダム(池)では水浴びしてる人も。


太陽が高くなってくるとダンスフロアの中心は上に張ってある模様は少ししか日陰を作ってくれない。暑い。


地面をガンガン踏んで踊り耕す。


昼前に2時間ほど中だるみし音楽もさえずちょっと皆不満そうだったが、DJが変わると空気はいっぺんし皆いっせいにダンスフロアへ向かった。
   
暑い。ダンスフロアにはスプリンクラーが置かれ、水をかけあい無邪気に戯れ、リフレッシュしさらに踊り、地面は泥だらけで田んぼ状態になる。泥をかけ、転び、酒を分け合う。顔も髪も全身泥にまみれ、とにかく踊る。

  


とにかく、皆、地面を踏みながら何かを払拭するかのごとくダンスに明け暮れ、町から遠く離れた自然に囲まれた中で平和な時間を過ごし、コミュニティの雰囲気を感じながら、そして、またダンスフロアに行っては地面をガンガン踏み固めながら踊りぬく。



最後のDJがプレイ、皆を躍らせることを知り尽くしているかのごとくプレイし、大自然のなか、すさまじいエネルギーでダンスフロアは最高潮へ達した。

すべてが終わったときは皆、何かを成し遂げたかごとく満足し、ゆっくり休憩しては岐路に着く。


パーテ場のゲートを抜け、国道に出る前の田園風景のなか。


帰り、テーブルマウンテンがまぶしく、テーブルクロスhttp://blog.goo.ne.jp/cape_town/e/21d3de0af958c0af93c175b670313d36が滝のように注いでいた。ジムに直行し、体中の泥を流し、サウナで汗を流し、すっきりした。


パーティ後の半ズボンのみが、物語る。昨日なのにもう遠い昔のようである。


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