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読むこと

2008-10-31 13:30:54 | 語学
日本で英語の勉強の仕方の本を読んでたとき、読む、聞く、書く、話すはどれも大切であると説かれてたのを覚えている。それぞれがお互いに補い合い、自分を表現するという最も基本的で、言語の根本理由である術を少しずつ確実にあげていくのだろう。

語学学校体験談を読んで、白昼夢によくふけって日々を凌いでいたころ、よく記事に

「ある日、突然気がついたら話せるようになってた!聞けるようになってた!」

とあり、そんなもんなのかと感心しつつ、ある言語に生活の中でさらされているとそうなるのだろうな、そうなりたいなと思っていた。

が、自分にはそのある日突然なんぞ決して起きなかった。記事は目を引くために楽しく大げさに書かれていたのか、ただ自分がお馬鹿さんで頭のスイッチが切り替わらなかったのか知らないが「ある日、突然皆の言ってることがわかってびっくり」はなかった。

いつまでたってもわからなかったし、今でもこやつは何を言いたいんだと感じることがしょっちゅうあるが、それはおそらく非は向こうにもあると勝手に思っている。今では英語のほうが楽に感じる。と言うか、日本が下手というだけである。それでも、バイクや車のことを話そうとすると日本語でしか知らない専門用語が多いのでてこずる。

自分を表現すると言う意味では英語でやってきたのでそう感じるのも自然なのかも。「自分を表現する。」これが最も大事で究極的なことに思える。芸術家は、写真、絵、暗喩、巧みな言葉使い、スポーツ、音楽、本、映画などで聞き手、見手の脳裏に直接語りかけ触発することができるのだろう。

その芸術性を使って自分が見えるもの、見るものを他人に垣間見せれたと感じるとき、至福であり、一人ぼっちではないと感じるのかもしれない。

語学と、視野を広げたく読書は好きでなるべく読むようにしているが、いかんせん遅い。本はたまる一方である。本は高いので古本屋でしか変えないが、それでも探している本が、ある日突然見つかったときはうれしものである。ぼろぼろでいったい何人の人が読み、所有したのだろうと思いを馳せる。

2ランドから10ランドでほとんどチャリティ的な本屋もあれば、50ランドとぼるところもある。いろんな分野を読むのは楽しいが、近未来、探偵物などポップコーン的な本を手にとることはない。村上春樹氏の本はかなり書店にならんでいる。



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