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英語の中で生きるということ

2009-09-14 19:50:39 | 語学
海を渡り旅立つ人たちへ。

英語を覚えるのに英語圏に行く必要性はあるとは思わないけど、より多くの英語にさらされるのは当然英語を学ぶ上で大切なことなので英語圏に住むのは英語上達に大きく貢献する。英語が第1言語ではなく、片言しか話せないとしてもその英語圏に腰を下ろした以上、英語が第1言語にならざるをえない。

銀行にいっても英語、テレビをつけても英語、標識も英語、説明書も英語、インターネットカフェも英語、ウェブサイトも英語、自分を表現するのも英語、歯医者も英語、酒に助けを求めても英語、本に助けを求めても英語、セラピストにあっても英語、ウェイターも英語、バーテンダーも英語、ボランティアの説明会にいっても英語、親切に助けてくれる人も英語。

よく言われるように言語はコミュニケーションの道具であって言語自体が目的ではなく、媒体でしかない。海外に出て最初の数ヶ月(もっと長く)はとにかく英語に圧倒され何をいっているかわからず、自分の言いたいことも伝えられず人と意思の疎通も図れずどこにいっても、何をしても、はぐれてしまったようなやりきれない気持ちに陥りやすい。非常に孤独に感じる。

本を読んでも遅い、情報を探していても遅い、何かを学んでも飲み込みが遅い、何もやっても非常に簡単なことでも英語を通す限り以上に時間がかかる、友達が話していることもよくわからない、2、3度聞きなおしてもわからない、結局、たいしたことじゃないから気にするなといわれる。自分はアホなんじゃないかと、その苛立ちと悲しみはのたうちまわるほどだ。こういった時はとにかく自分を責めず日本の友人でも家族にでも電話し普通の会話をしてストレスを発散することを勧めます。

英語を通して学ぶ場合、他の人が3冊本を読む間に、50ページしか読めないのはかなり不公平な気がしないでもないが、人と比べることは自己を高めるという最も大切な目的で意味をなさない。また、自分を表現するというほどまで英語が話せないとしても言語化された媒体と関係なく、多様文化に触れることによって学ぶことは計り知れない。頭でひらめき、心の目を開いて見、風の音に耳を傾ける中で学ぶことはほとんどイメージのレベルであり言語に頼る必要はなく、そうして学ぶことは目に実際的にすぐには見えなくとも、かけがえのないものであり確実にその人の骨にしみ込んでいく。そして、それは英語を学んでいく中で少しずつ出てきます。


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