ケープタウン!南アフリカ!青く透き通る空、きらめく緑の海!質問歓迎 koji_n_2003(at)yahoo.com

ライフ、旅、ランニング、語学 www.skyroadafrica.com, www.horizoncatcher.com

参考

2009-12-17 16:45:48 | 参考
今まで先入観(最悪の場合偏見)を与えるような情報、または情報の提供の仕方は避けてきましたし、これからもそのつもりです。自分の主観を一般論として述べるような自分本位な立場をとる気など毛頭ないですし、害はあってもあまり得はないと思います。現地に住んでいるからこそ提供できる情報があること、より深い情報を発信できる立場にあると感じるとともに、偏見を与えたくないという葛藤がいつもあります。ある場所に興味があり訪れる場合、必要なのは標識となる程度の先入観であり、あとはどれだけ本人が心の目を開いて体験するかにかかっていると思います。偏見、先入観を持つことによって期待していることだけを見て、その他に関しては盲目となりかねない。それを踏まえた上でのことですが、プライベートな場では僕も偏見的な意見は多くのたまっているでしょうし、また最近、南アフリカ、ケープタウン社会に関する質問も増えているので、一般的にいわれていそうなことを主観と交えながら紹介します。それに、自分が言うことを短絡的に鵜呑みにするようなな読者はここにはいないと思います。あくまで参考程度に。

治安
自分はおそらく危険ボケしているのかもしれません。日本がどれほど平和、もしくは危険か現状はわかりませんが、南アフリカはどうかといいますとあまりよくないといわれています。住んでいる側にとっては用心するのはごく普通のことなのであまり感じないのかも知れません。南アフリカ全体に関してはいえないのでケープタウンに関して言います。僕は全く問題ないと思います。10年間で強盗にあったのは2年目ぐらいで気が抜けまくっていた時に一度、後は未遂に終わったのが一回でそれ以外に危険な目にあったことはありません。強盗自体も危険でありませんでしたが。。もちろん、当たり前のことは守っています。夜人気のない道を歩かない。これを守ればほとんど回避できるはずです。ある地域を名指しし、ここは危ないということは簡単にできますがあまりこの場ではしたくありません。それに、そういったところに行く用はないはずですし、現地で個人的に人からアドバイスを貰ったほうがいいです。僕は安全の心得 1安全の心得 2を無意識の守っているのかも知れません。

言語
言語は11言語ありますが、英語が共通語となっていますが州によってはズル語、コーサ語の使用率が最も多かったりします。それはその文化がその州で最大だからです。ケープタウンの場合は英語です。どこまでがケープタウンというか微妙ですが、ここではAtlantic Seaboard(グリーンポイントからキャンプスベイを抜ける海沿い)、Cape Town City Bowl(中心、皆ただタウンと呼ぶ)、Southern Suburbs(テーブルマウンテンの裏、僕、友人を含め多くがここに住んでいます。)、Southern Peninsula(Cape Pointより、のんびりしたいい地域。)とします。ここから外にでるとほとんど全ての町でアフリカーンスが日常語となっています。それはほとんどアフリカーンス文化の人々が多いからです。アフリカーンス文化の人も当然英語を話しますのでケープタウン内は公は完全に英語です。ヨハネスブルグから見てケープタウンという場合、タウンから5,6時間のジョージ、ナイズナまで含むでしょうし、また英語圏となります。プレトリアは完全にアフリカーンスです。あそこに短期いたことがありますが、だれも英語を話してないので戸惑いました。でも、当然皆英語話せます。ヨハネスブルグは英語ですが、プレトリアから近いのでアフリカーンス同士でアフリカーンス語をよく聞くでしょう。

文化
いろんな人種とともに様々な文化があり、それが南アフリカを多様化し魅力的なものとしています。それぞれ、独自の文化、習慣性はあるようです。僕はどこに行ってもカルチャーショックなるものは感じたことはありません。違う伝統、習慣、食べ物は場所が変われば当然のことだろうし、仕方は変われど、根本的道徳は同じに見える。もちろん、僕が行ったことがない場所で倫理が完全に違うところも多くあるだろう。正直、どの国とはいいませんが、どうしても会わない国柄の人はいます。なので僕は普通、相手が明らかに南アフリカ人でないときでも、どこ出身?という質問はしないことにしています。のちのち自然に現れることでしょうし、ナニ人よりまず、どんな人か普通に会話して知りたい。

僕は、南アフリカではケープタウン以外の町に長く住んだことがないので比較できませんが、ケープトニアン(ケープタウン人)に関してよく言われることがあります。それは、ケープタウンでは友達が作りにくいとのこと。これは、ケープタウン以外の町から越してくる南アフリカ人によくいわれており、英語が話せない海外からの人にとってはなおさらだろう。僕の推理ですが、ケープトニアンが排他的だというわけではなく、ただ小さな町、大きな村という感じなので皆が昔からの友達で固まる傾向にあるのではと思います。反対に大都市のヨハネスブルグは自然と社交術が育っていくのではと思います。誤解を招かないよう言いますが、ケープトニアンは皆フレンドリーです。

差別
差別がなくなることはないでしょうし、ない国もないでしょう。例えば、アメリカ。僕はいったことはないですが、確信を持ってあの国は差別が根強いと断言してみせます。この国、ケープタウンでいいますと、僕は感じませんね。ある種の文化は人種差別の傾向が強いなどとも言われていますが、無理に掘り起こして何度も討論する必要はないような気がします。同じ肌の色で群れを成す傾向は人種差別とは関係ないでしょうし、同じ文化、言語を共有するホモサピエンスが群れを成すのも当然といえば当然でしょう。中には明かに人種差別的な人もいますが、そういう輩を相手にしても時間の無駄です。それに、特にアパルトヘイト時代から急に民主化皆平等といわれ、時代の流れについていけなく過去に生き、いつも文句ばかりいう脳が固まった人も多くいるでしょうし、ある意味しょうがないのかもしれません。政治家の中にも人種差別発言が多い人もいます。特に、何か不都合があるたびに人種問題に変換する輩はかなり病んでます。日本人と会う機会はほとんどないですが会った人の中には、差別発言が多くうんざりすることがあります。

日本人
日本人のことはほとんど知らないようです。いくらの日本人がアフリカのことを知っているかとなるとほとんど知らないのでお互いさまでしょう。韓国人も日本人も皆中国人となるようです。アカデミックな教養とは関係なく興味がなければ知らないのは当然でしょう。カレッジの先生にマンドリンを話せるだろといわれた時はかなり疲れがでた。空手家、アニメーション、日本伝統、侍、漫画、音楽、日本語に興味がある人はよく知っているようです。中国語話せるかとか、ジャッキーチェン知っているかなどの質問はある文化からはよくある質問でもう慣れているし、相手は真剣に質問しているのである。なので適当に答える。カンフー映画を見すぎなのか?道路で走っている車のかなりの割合が日本車だが、日本車と知っているかはわからない。ちなみにアパルトヘイト時代、日本人は優遇される側に含まれていたらしい。政治的、経済的理由が背景にあったのだろう。最悪。つくづく、その頃この国にいなくてよかったと思う。

物価
これまた日本の物価が今わからないので比較できないが日本よりは安いはずである。ヨーロッパからの観光客にとってもまだ、南アフリカは率のいい旅行先となっている。ただ、健康的な競争が激しい日本ではいい製品が、安く、または手頃な値段で(円で給料を貰っているとして)買える。特に、中古車などは激安だが、南アフリカは中古車激高である。物価の上がり方はここ数年半端ではなく、給料はそれに比例しないので多くが財布の紐を締めている。外食してもそれなりに楽しみながらも最も質素なものを注文して1000円は必要となる。映画は場所によるが代替45ランド。特にケープタウンの物価はヨハネスブルグより高い。それは家賃に如実に表れる。しかも、ケープタウンの給料は低いので余計高くなる。結構勘ですが、今、一人暮らししようとすると最低3000ランドは必要でしょう。人とシェアして2000ぐらいなのではないでしょうか。もちろん、それ以下でもいい物件はあるはずですがなかなか手に入らないでしょう。家賃300ランドとかもあるでしょうが、そこには住むことはないでしょう。

交流
いろんな人と交流したい場合、自分から積極的に、山登り、ボランティア、読書、詩、などの集まりに参加するのがいいと思います。僕も最初語学学校に通っている頃は乗馬学校でボランティアしていました。自分から行動しないと誰もドアをノックしてはくれません。

インターネット
ISDNがあるので十分です。日本のように超スピードではないですが。また、ワールドカップに向けさらにネットワークの向上を考えているようです。僕は未だにダイアルアップで苦しんでいます。インタネットカフェは日本語対応していないところも多いですが、ノートパソコンを持ってきている場合は問題ないでしょう。韓国人経営のネットカフェなどは日本語対応しています。設定を変えたりできればいいですが、無理な場合はあきらめるしかないです。NJStarをダウンロードしてもいいですが、非常に使いにくい。

2015年2月アップデイト)今、速いネットはあります。今自分が使っているのは8ta(エイタ)でUSBのダングル。Youtubeもバファーを待つ必要なくみれそこそこのスピードです。

電車
ミニバス

他にもありますが、腕がいたくなったので今日はこの辺で。ブログを隅々読めば(苦痛)その他の情報がところどころにあるので少しアイデアにはなるでしょう。

このポストをTwitterDel.icio.usでシェア!

 このブルグをRSSで購読

にほんブログ村 海外生活ブログ 南アフリカ情報へ アフリカ在住の日本人によるブログ


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (”参考”になります♪)
2009-12-21 04:04:28
南アフリカに住んでいるからこその貴重なローカル情報、ありがとうございます♪日本にいると、ほとんどメディアからでしか情報が入ってこないため、正しくない先入観が入ってしまいがちですよね。やはり、現地に住んでいる方の意見はとても”参考”になります。特に”治安”は日本人が一番気にする部分です。日本は島国ですし、ほとんどが”日本人”の国なので、柔軟性にかけているのは確かでしょうね。
ワールドカップ情報も、とてもためになります♪
もうすぐクリスマスですね♪
素敵なクリスマス、年末をお過ごしください♪
またコメントさせていただきます~☆
返信する
re: (koji)
2009-12-23 21:46:53
どうもありがとうございます。コメントいつでもどうぞ!そちらこそ良いお年を!
返信する

コメントを投稿