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外国人誘拐事件(419詐欺事件)の発生に伴う注意喚起

2012-01-13 18:49:35 | 参考
外務省では、海外に渡航される邦人旅行客を対象として「渡航情報(スポット情報)」を発出しております。
 
1月3日、ヨハネスブルグのORタンボ国際空港において韓国人親子が誘拐・監禁され、身代金が要求される事件が発生しました。同事件は、所謂「419詐欺事件」の一種である可能性が高いと見られております。

念のため、在留邦人の皆さんにも本渡航情報(スポット情報)をお知らせ致します。

2011.1.11.
~渡航情報(スポット情報)~
(件名)
南アフリカ:外国人誘拐事件(419詐欺事件)の発生に伴う注意喚起

(内容)
1. 報道によれば、1月3日、韓国人親子が、ヨハネスブルグのORタンボ国際空港に到着した後に誘拐・監禁され、身代金1,000万ドルが要求される事件が発生しました (その後、1月5日、被害者両名は監禁されていたソウェトの民家から南アフリカ警察当局によって無事救出されました。)。

2. 今回の事件は、商談を口実に被害者を南アフリカに呼び出した上で誘拐・監禁し、所属先や家族に対し身代金の支払いを要求する、いわゆる「419詐欺事件」の一種である可能性が高いとみられています。

「419詐欺事件」とは、架空の商談等を口実にして前渡し金や商品を詐取する国際詐欺事件の総称であり、ナイジェリアでは詐欺罪を規定する刑法419条に抵触する犯罪のため、このように呼ばれています。犯人側から被害者へのアプローチの方法は、従来の手紙やFAXによるものから、最近は電子メールの利用が主流となっています。これに加え、最近では、架空の商談等を口実に被害者を現地におびき寄せて誘拐・監禁し、身代金を要求する事例が増加傾向にあるとされています。

なお、「419詐欺事件」に関する詳細は、2008年11月6日付け広域情報「国際的詐欺事件(通称419事件)に対する注意喚起」及び2006年5月29日掲載の「海外邦人事件簿Vol.47(おいしいメールと国際詐欺)」等を御参照ください。

3. 2008年9月には、商談のために日本人ビジネスマンがORタンボ国際空港を訪れたところ、その商談は偽りであり、犯人グループに拉致監禁され、身代金を要求される事件が発生しました(その後,同人は無事解放されました。)。 また、最近も、犯人が各国宛に配信した南アフリカへ亡命した外国人女性を助けられる者を募集する旨の無差別一斉メールに応じ、日本から南アフリカへ赴いた邦人が、犯人らと接触した後、結果として百数十万円を騙し取られる事件がありました(途中で詐欺だと気付いた被害者は、誘拐されることなく帰国。)。

4. 南アフリカ治安当局は、見知らぬ人物からメール等を使って寄せられる、多額の金銭を扱う取引や銀行口座開設の誘いがある場合や多額の配当や成功報酬を約束するような勧誘、他人の良心に付け入るような話は詐欺とみて間違いないとしています。また、このようなメールを真に受け、騙されて南アフリカへ渡航することのないよう注意喚起を行っています。

5. ついては、今後、類似の事件に巻き込まれることのないよう、商談等の目的で南アフリカを訪問される際には、次の諸点にあらかじめ十分注意してください。

 ●訪問前に、弁護士等に問い合わせるなどして、商談相手の信頼度を確認してください。南アフリカでは公的証明書や契約書の偽造は珍しくなく、商談相手の信用度の判定には十分な注意を要します。
 ●面談は自社、信頼できる関連会社、または人目のあるホテル等で必ず行ってください。
 ●商談相手の素性が知れない場合、相手方の指定する場所に赴くことや車に同乗するようなことは絶対に避けてください。
 ●このような予防措置をとったにもかかわらず監禁されて現金などを奪われた際は、クレジットカードの情報を教えるよう強要されることがあります。この場合、故意であるか否かにかかわらず誤った情報を伝えると危害を加えられる恐れがありますので正確に伝えてください。

6. 南アフリカに渡航・滞在する場合には、危険情報・スポット情報の内容に十分留意し、在南アフリカ大使館等から最新の治安関連情報を入手し、誘拐・テロ事件等不測の事態に巻き込まれないよう十分注意してください。なお、外務省海外安全ホームページには、パンフレット「海外旅行のテロ・誘拐対策」、「海外へ進出する日本人・企業のための爆弾テロ対策Q&A」等を掲載しておりますので、併せて御参照ください
( http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph.html )。
(問い合わせ先)
 ○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐に関する問い合わせ)
   住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
   電話:(代表)03-3580-3311(内線)3680
 ○外務省領事局海外邦人安全課
   住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
   電話:(代表)03-3580-3311(内線)2306
 ○外務省領事サービスセンター(海外安全担当)
   住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
   電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902
 ○外務省海外安全ホームページ: http://www.anzen.mofa.go.jp/
            http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp  (携帯版)
 ○在南アフリカ日本国大使館
   住所:259 Baines Street, corner Frans Oerder Street, Groenkloof,
      Pretoria 0181, Republic of South Africa.
   電話:(市外局番012)452-1500
   国外からは(国番号27)12-452-1500
   FAX :(市外局番012)460-3800~1
   国外からは(国番号27)12-460-3800~1
   ホームページ: http://www.za.emb-japan.go.jp/index_jp.html
 ○在ケープタウン出張駐在官事務所
   住所:2100 Main Tower, Standard Bank Center, Heerengracht,
      Cape Town, 8001, Republic of South Africa
   電話:(市外局番021)425-1695~6
   国外からは(国番号27)21-425-1695~6
   FAX :(市外局番021)418-2116
   国外からは(国番号27)21-418-2116


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