goo blog サービス終了のお知らせ 

奥様的部屋

主婦の独り言&映画や本の話もちょこちょこ(ネタバレあり)

陰の季節/横山秀夫

2006-10-21 08:25:01 | 本など_いろいろ


私が初めて読んだ横山秀夫の作品
文庫

この作品に出逢う前から"横山秀夫"という名前は色々な書評欄などで目にしていた
なので、この文庫本が出た時には即購入
一気に読んで「これは面白い!」と周りの人に薦めまくった記憶がある

で、今回久しぶりに再読
2回目だけど、やっぱり面白かった


またまたネタバレしまくりです
未読の方はご注意ください

4本の短編が収められている
ヒトコトで言ってしまえば「警察モノ」なんだけど、巷で散々言われているように「"今までに無い"警察モノ」
つまり、犯人との銃撃戦とかカーチェイスなどまったく無くて、人事や組織内監査や男女差別・・・といったように、その舞台はあくまでも"内側"ばかりなのである

じゃ、普通の企業小説と同じか、というとそういうわけでもない
天下り、しかもその天下った先で過去の事件の捜査を続ける、とか、内部告発で事件に対する注目度を高くする、とか、似顔絵事件で警察のイメージアップをはかる、とか・・・警察ならでは、の内容が複雑に絡み合っている

まず強く感じたことは「警察も組織なんだなぁ」ということ

例えば、私の勤務先は製造業なのだけれど、私自身は製造や開発には全く関わっていなくて、内部の人のために動いている
そのことを考えると、警察にもそういう人がいて当然
でも、"警視"とか"巡査"という肩書きを持った人たちが、そういう"犯人逮捕"以外の仕事に携わっていることが凄く新鮮だった

特に、「鞄」に登場する柘植
秘書課に所属し、県議会対策が主な業務だそうだ
つまり、議会で提出される県警に対する質問の回答を準備するための情報を収集することに多くの時間を費やしている(時には質問文の作成まで手がける)
それも"警察官"の仕事なのか、ということにとにかく驚いた

全編を通じて、「出世」「階級」についての記述がとても多い
誰もが組織内でも自分の立場のことばかり考えているような感じさえ受ける

「"公僕"たる警察官が、こんなに出世のことばかり考えているものなの?」と最初は違和感を覚えたが、警察も組織だということを理解するにつれ、そういうモノなのかも知れない、とも思った

各編の語り手となる主人公がいる
でも、どの作品でもその舞台となる「警察」という組織の"存在感"がすごく大きい
そんな不気味な存在感を持ち、手錠や拳銃を見せることなく語られる「組織としての警察」に凄く興味を覚えた

ブログランキング
424_109

シムソンズ

2006-10-21 08:18:41 | 映画など_いろいろ


カーラー物語
DVD

最近良くある(ような気がする)高校生グループのチャレンジストーリー
ウォーターボーイズとかスウィングガールズとかキャッチ・ザ・ウェーブとか・・・
リンダ・リンダ・リンダもそうかな

この類の作品は外れが少ない

それはやっぱり"ベタ"だろうが"クサ"かろうが、正面から1つのことに取り組む高校生の姿を、丁寧に描き「私もこういう時期があったよなぁ」と共感せずにいられないからだと思う

今の私には何も無い、
このままじゃ将来も大体予想ができちゃって夢も希望も無い
と言う不安が"何か"をしたい、という欲求を生み出す

そんな彼女達が見つけたものが、この作品ではカーリング
彼女達には"ハウスの向こうの未来"がしっかり見えたから、それに向かって愚直なほどまっすぐに進むことができたのだろうと思う

はっきり言って彼女達がオリンピックに出場したってことを知ってるわけだし、あまりにもベタベタの展開なのでほぼ予想通りに物語は進む

不純な動機でカーリングを始めて、仲間割れして、ボンクラだと思っていたコーチは実は過去にすごい選手だったことがわかり、仲直りの後はめきめき強くなって・・・・・
これは"予想通り"というより、こちらの"希望通り"とも言える訳で、ツッコミを入れるどころか、観ていて本当に楽しくて彼女達の活躍が嬉しかった

もし、これがテニスやバレーボールのような激しくてメジャーなスポーツだったら
初心者がいきなりオリンピックなんてあり得ない
と、素直に観ることはできなかったかもしれない

そういう意味では"カーリング"は、筋肉や小手先の技じゃなくて、メンバーの協力や作戦に依る部分が多く、がんばれば加藤ローサみたいな可愛い高校生達でも強くなれるのかも!と素直に信じさせてくれる
とは言っても、実際のところは本当のカーラーに訊いてみないとわかりませんが・・・・・

とにかく!
カーリングという題材、加藤ローサの可愛らしさ、大泉洋の存在、そして何より北海道の大自然
それだけでも十分見る価値アリ

カーリングのルールや色々な作戦もしっかり説明してくれるし、ストーンを投げたり、スワイプするのも簡単そうに見えてとても難しい、とか、どんな練習をするのか、とか氷のメンテナンスも大変、という辺りもきっちり描かれていていたのも○

今度の冬は去年以上にカーリングに注目しちゃうなぁ、きっと

★おまけ1
  トリノ五輪でのカーリングブーム以前に製作された、というのもなんとなく嬉しい
  トリノ五輪の後だとせっかくのいい作品でも"便乗商法"みたいに思えちゃうからね
 
★おまけ2
  あまりにもカーリングシーンに力を入れ過ぎたからなのか
  ・コーチが父子家庭の理由
  ・美希が孤立してしまっている理由
  ・謎の記者が、当初初心者の女子高生達に、あそこまで執着した理由
  等々の説明が全くなかったので、観終わった後で
  「ところでアレって・・・・・?」とちょっとひっかかってしまった
 
★おまけのおまけ
  わが夫が一番感動したセリフ
  「私を見つけてくれてありがとう!」
  こういうコト言いたくなる時ってあるよね

(2006/10/19 DVD)


チェックされてる?

2006-10-21 08:05:36 | 独り言
いやはや、参りました
先日喜んで「男前豆腐」のことを書いたら、こんな記事が・・・
男前豆腐の社長のマーケティングの基本は日課のブログチェック
だそうです

私がもうちょっと早く
「豆腐屋ジョニーはでっかすぎる」って書いていたら、「ジョニ男」の登場も早くなっていたのかな(←自意識過剰・・・?)

 で、一昨日の夜は「お嬢」を頂きました
(スーパーの閉店前の売り尽くしセールで安くなっていたので・・・・)

ん~、美味しかった

 電子レンジでちょっと温めて、蕎麦つゆをたらしておろし生姜を乗せて・・、
満足満足

って、これじゃ私ってば男前豆腐の広告塔のようだわ
 でも密かに男前豆腐のミニフィギュア探し中

酔っ払い ぼうらーず

2006-10-21 07:51:41 | 独り言

友人とご飯食べに行きました

6人のはずだったのが減って減って最終的に3人だけ

で、たまには趣向を変えて食後にボウリングでも・・・
と言うワケで、酔っ払い3人でボウリング場へ!

もう一回投げるたびに心臓がどきどきばくばく

1ゲームだけでも必死の思いだったのに
「女性は2ゲームで1,000(シューズ代込み)」
という"スペシャルプライス"にノセらせて2ゲームもやってしまいました

おかげでせっかく呑んだアルコールはすっかり吹っ飛んでしまいましたが、楽しかったです
スコアも素面の時とあまり差が無くて・・・・・

また行きたいなぁ

 


こーねんき・・・?

2006-10-20 05:35:54 | 独り言

腰痛と結膜炎と眩暈と動悸と・・・

なんだか絶不調です
天中殺(←死後!)か?

親に話したら
更年期障害でしょ」とかる~く言われました

え゜~~~~~~
いくらなんでも、そんなぁあ~~~~

で・・・・ちょっと確認(←実は不安)

  ■更年期障害とは・・・・
     更年期の女性に起こる自律神経失調症状や精神神経症状。
     頭痛・腰痛・耳鳴り・めまい・不眠・肩こり・動悸・憂鬱など    三省堂提供「大辞林 第二版」より

ややや??
あてはまる部分多し?

  ■更年期とは
     女性の性成熟期から老年期への移行期。
      月経周期が不規則になる頃から始まり月経停止後数年間に至るまでの期間で,
       生理的な卵巣機能の衰退期間。
       個人差はあるが,通常 40~55 歳頃。
       自律神経失調症がみられることが多い。閉経期              三省堂提供「大辞林 第二版」より

え~~~~~~
これはあてはまらないよぉ

どっちにしても元気になりたいデス

 


宿命/東野圭吾

2006-10-19 05:11:39 | 本など_東野圭吾

私が初めて読んだ東野圭吾の作品(多分)
宿命

  ★お詫び
    ラスト10ページで明らかにされる「宿命」に言及しています
    特に未読の方はご注意ください

先日「分身」を読んでこの作品のことを思い出し、久しぶりに手に取った
読後の余韻や、物語のアウトラインは覚えているものの、細かい部分の記憶は朧気になっていたので初めて読んだ時と同じように一気に読んでしまった

以前は結末のわかっているミステリーをもう一度読んでも面白くない、と思っていたけれど、特にこの作品のように人間描写やドラマ的な部分が優れた作品は何度読んでもいろいろな方向から楽しむことが出来るし、初めて読んだ時には気づかなかったちょっとした伏線を見つけたりすることもあるので、最近では気に入った作品は、時間がたってから再読することが多くなっている

10年前の転落事故、UR電算新社長の殺害、などの事件を絡めつつ、物語の本質はラスト10ページに明らかにされる"宿命"

私が購入した文庫の帯には「タイトルに込められた真の意味。それは最後の10ページまでわからないのです・・・。」なんて書いてあるが、まさに最後の最後にその「真相」が明らかにされ、かなりの衝撃を受ける
そしてさらに、本当の最後の1行の二人のやり取りで、ふっと緊張が解け、その余韻がず~~~~っと心に残る

全ての謎が解け、相手のことが気になって仕方なかった理由も明らかになった時、ここの会話での言葉は、"宿敵"としての相手ではなく、やっと解り合えた兄弟に対するものだ

今回再読して初めて読んだ時のこの感覚を鮮明に思い出した

もちろん「宿命」というタイトルには、この二人の関係以外にも様々な要素が含まれている

先端医学の領域に踏み込んでしまった瓜生一族の宿命
「糸」という表現に象徴されていた、美佐子親子と瓜生親子の宿命
愛し合っていながらも別れなければいけなかった上に、宿敵の妻として再会することになってしまった勇作と美佐子の宿命

考えようによっては「出来すぎ」感に溢れてしまいそうな設定を「宿命」として違和感なくぐいぐい読ませるのは東野圭吾作品ならでは、だろう

WOWOWでドラマ化され、DVDも出ているらしい
一度観てみたい
ブログランキング


よっ、男前!

2006-10-18 23:46:36 | 独り言

やっと食べました

男前豆腐
スーパーで初めて見かけて以来、ずっと気にしていたのです
なんてったってそのネーミングとパッケージ

←男前豆腐
←風邪に吹かれて豆腐屋ジョニー

コレを見たら(ジョニデファンじゃなくても)気になるでしょう

で、何度も何度もお豆腐売り場で手にとっていたのですが
いかんせんサイズがでっかい
とてもおいしそうなので、加熱などしないでそのまま味わいたいけれど、さすがにこれだけ大きいと、食事がこれ一品で終わってしまいそう

いくらラクチンといっても、おかずが豆腐一丁というのはちょっと気が引けます
なので、いつか大人数で食事をする機会があったら是非食べてみよう
などと思っていたところ・・・・・

見つけました!
ちっちゃい「男前!」その名も「ジョニ男」(←ちょと脱力感アリ)

「風に吹かれて豆腐屋ジョニー」同様にちょっと変わった形のパッケージで、サイズは5分の1くらい・・・・かな

これなら1人1個イケるでしょう、ということで即購入

とても親切なことに、パッケージには色々な食べ方まで載っていました
(薬味とかタレとか・・・・)

でも、私はオーソドックスに生姜醤油のみで、ぱくっ
お~~~、こりゃ美味しい!

普段食べているお豆腐とは食感がかなり異なります
もっと粘度があって・・・
酸味のない濃厚なヨーグルトというか、臭みないクリームチーズというか・・
ん~、ちょっと違うなぁ
ちゃんとお豆の風味があるし、他の何にも例えられないほど「豆腐」以外のナニモノでもないのですが、でも、やっぱり普通のお豆腐とはかなり違いました
うん、和食じゃなくても使えます、きっと

今度豆腐嫌いの友人に薦めてみようっと

で、ついでに、 「男前豆腐」についてネットで検索してみました
「おたま豆腐」もここの商品だったとは・・・・
←おたま豆腐
こちらは既に食べたことあります
もちろん美味しかった

また、商品以外にも色々な情報がいっぱい見つかりました
必ずしも良い話ばかりではなく・・・・
やはり、これだけの短期間で話題を呼んで急成長すると、いろいろオマケもついてくるものなのですね

多分、地方の一介のお豆腐屋さんだったらもっともっと小さい扱いだったんじゃないかなぁ、というネタまで色々あります

美味しいお豆腐のためにがんばれ、男前!

その他のLineUp

 


 
★おまけ
  ネットで検索した結果わかったこと
  ・しゃちょーはまだ若い!
 


イルマーレ

2006-10-17 23:40:08 | 映画など_いろいろ


リメイク版を観る前にオリジナルを
DVD

とにかく全編にわたって映像がとても素敵
チェン・ジヒョンの表情、"イルマーレ"そのもののたたずまい、犬の仕草、斉州島の海の色、夕日、イルミネーション・・・・・等々
とても雰囲気があり、美しく、また、どこか幻想的でもあり・・・・・
よくよく考えたら破綻の多いストーリーだけど、その雰囲気に浸っているとごく自然に受け入れられた気がする
それに対して所々音楽がしつこかったのは残念

設定自体はとても面白いと思う
ただでさえ自分の気持ちが相手に伝わるのに時間がかかる"手紙"なのに、主人公の相手は時の流れまで越えた先
不思議なポストを通じてしか相手に気持ちを伝えられないもどかしさやポストの中の手紙を見つけたときの嬉しさ
そして、次第にお互いの存在が大きくなっていく気持ちの変化などが丁寧に描かれていて、なんだか二人のやりとりに憧れてしまった

もちろん大切な人には直接逢って話したい、と思うけれど、手紙の方がより心に響くこともあると思う

洗濯は嫌な事も綺麗に洗い流してくれる
愛する事は自分の心を傷つけることだ
愛を失った人は何も失わない人より美しい

こういう素敵な言葉は、文字で残しておいて何度も何度も読み返したい

しかし!全体の雰囲気は良かったものの肝心のラストがちょっといただけない
その他の細かいタイムパラドックスは"ファンタジーだから"でなんとなくやり過ごせるけど、あのラストだけは・・・・・

二人にとってお互いが大切な存在になったのは、何通もの手紙のやり取りがあったから、のはず

それを、彼が登場したあの時点では、二人の手紙のやりとりはまだ始まっていなくて、全て""なわけで、その状態で、見知らぬ男の人からいきなり"僕の話を信じてもらえますか?"と言われた彼女が彼に惹かれるかどうか・・・・?(怪しいナンパの手口か?って感じ

あの素敵なやり取りを無かったことにしてしまったのはすごく残念

いや、そもそも、二人の手紙のやりとりが始まっていなくて"無"ということは、彼があの"行かないで"の手紙を持っていることもおかしいワケで・・・・

大体彼がピンピンしてるってことは、ずっと"イルマーレ"に住んでいるかもしれなくて、だとしたら彼女があそこに住むこともなくて・・・・

ああ・・・・余計ワケわかんなくなってきた

どうせなら、彼女がポストの前で泣き崩れているところに彼が登場する、とか
もっと後に、全く偶然のように出逢い、仲良くなったところで"実は僕が・・・"とバラす、とか・・・

こういう設定の作品で時間軸をきっちりさせようと考えるのは愚かだとわかっていても、今回ばかりはちょっと納得できなかった

設定も雰囲気もよかっただけに、もうちょっとなんとかすればもっともっと鑑賞後いい気分に浸れたのになぁ・・・・と強く感じた

★おまけ
  リメイク版はサンドラ・ブロック&キアヌ・リーブスのスピードコンビ
  キアヌ・リーブスは結構イメージ合ってる感じ
  サンドラ・ブロックはどうかなぁ
  猟奇的な彼女だったらばっちりだけど
 


スーパーマン

2006-10-16 22:55:50 | 映画など_いろいろ


スーパーマン・リターンズのために復習を・・・
DVD

誰もが知っている「スーパーマン
当然私も良く知っているつもりだったわけだけれど、ちゃんと全編通して観たのは多分初めて

へ~~、こういう生い立ちだったのか
空を飛んだり、力持ちだったりする以外にも「SUPER」な能力色々持ってるんだなぁ・・・
と、知らなかったことがたくさんあって、観てよかった、と素直に思った

1978年公開
なので、特撮などは今に比べればショボイのは当然
吊ってる、とか、模型だ、とかいちいち突っ込むつもりも無いし、むしろ、当時こんな技術があったのか、と驚くようなシーンもたくさんあってしっかり楽しめた

でも、何と言っても素晴らしいのは特撮じゃなくて、クリストファー・リーブの肉体(特に首の太さ!)と笑顔!
彼には時代を超えた魅力があり、それだけで満足できた感じ

ストーリー自体は、意外なほどコメディ的な要素が多いことに驚いた
クリプトン星のエピソードはともかくとして、メトロポリスに移ってからは
「スーパーマンってラブコメだったの?」って感じ
で、自分の生い立ちや弱点をぺらぺらしゃべっちゃったり、あのドハデなコスチュームで街の真中を飛び回ったりする辺りからちょっとB級っぽくなって、最後の地球逆回転グルグル作戦には
それがアリなら何でもアリでしょー」と呆れてしまった

それでも、元は漫画だし、なんたって「スーパーマン」なんだし・・・
と、鑑賞後はツッコミさえ入れる気にならないほどの爽快感

スーパーマン・リターンズ映画館で観たかったなぁ・・・・

★おまけ1
   マーロン・ブランドもクリトファー・リーブも今や故人・・・・・
   今更ですが、ご冥福をお祈りいたします

★おまけ1
  ジーン・ハックマンやマーロン・ブラントが出てるなんて全く知らなかった
  (この大物二人が真っ先にクレジットされたので、主役・・・??と驚いてしまった)
 
★おまけ2
  鑑賞後「スーパーマンかっちょいいね~」と独り喜ぶ私を横目に
  夫は居眠り寸前で「こんなくだらない映画だとは思わなかった」とややご立腹
  *鉛や隕石に弱いって、あんなに弱かったらギャグだろう
  *ルーサーはIQ200の癖に部下共々間抜けすぎるし、
   そんなヤツにハメられる軍隊は大間抜けだ
  
   等々、色々納得できなかったみたい
   いいんだよ、漫画なんだから

★おまけ3
  USJに行ってきたばかりなので、スーパーマンとロイスの夜間飛行は 
  
ピーター・パンとウェンディそっくりだなぁ、と思った(そんなセリフもあったし)

★おまけ4
  オープニングから音楽がスター・ウォーズそっくりだ、と思っていたら、ジョン・ウィリアムズだった
  これ、サウンドトラックの途中だけ聞いたら区別つかないかも・・・

(2006/10/15 DVD) g,@
454_89


Wonder Holloween

2006-10-15 18:35:58 | 独り言

やっと行って来ました
秋のUSJ!

私は、"USJは秋、Halloweenシーズンが一番!"だとずっと思っています
"かわいい""楽しい"だけじゃなくて、"不気味""恐ろしい"でも"カッコイイ"っていう他のテーマパークではなかなか味わえない"オトナ"の雰囲気がとっても素敵だからです

パレードやアトラクションで、キャストが全く笑わずに観客を睨む、とか、パークのキャラクターが全く登場しない、なんて今まで考えられなかった(と思う)ですからね

で、今年のUSJのHalloweenの目玉は
"ソルシエ"
その紹介サイトには
"空飛ぶカーニバルで君の心も宙を舞う"
"カラフルなコスチューム"
と、なんだか惹かれるキャッチフレーズが沢山

期待しまくって出かけました

で、で、で・・・
私の期待を裏切ることなく、とっても素敵なショーでした
目の前では凝ったコスチュームに身を包んだダンサー達がそれぞれ個性的に踊っていて、センターステージの高~いトコロでも空中ブランコ(?)に揺られたカエルやモンスター(?)達がアクロバット的な演技を続けていて・・・・

もう目移りしちゃってどこを観てよいのやら・・・・・って感じできょろきょろしていたらあっという間に終わってしまった感じです

 ←個人的にはこのかぼちゃ君達が可愛くてお気に入り

周りは結構リピーターが多いようでしたが、私も何度でも観たいなぁ

☆おまけ
   今年はUSJ5周年ということで、Atomosphareもそれにちなんだものが多く
   ハロウィンらしいモノがあまりなかったのがちょっと残念
   以前は、ゾンビのコーラスとか集団ジェイソンのショーとかあったのにね

204_96


分身/東野圭吾

2006-10-14 00:05:46 | 本など_東野圭吾


先端医療を扱った長編サスペンス
分身

★お断り
  決定的な言葉を書くのは極力避けましたが
  かなり話の本筋に触れてしまっています
  未読の方は、このReviewは危険です
  ご承知おきください

"鞠子の章"と"双葉の章"が交互に繰り返され、本人達の視点で少しずつ事実が明らかになり話が進んで行く

良くある手法だけれど、私はこのタイプが結構好き
鞠子は知っているけど、双葉は知らない事実
そしてその逆・・・
両方の事情と、両方の心情をわかっていて読み進めるのはじれったくもあるが、少しずつ二人が同じ1点に向かって行く様子にぐいぐい引き込まれた

ストーリー自体は、結構先が読めてしまう部分もあり、ドキドキハラハラ感は少ない
それでも、発刊されたのが1993年であることを考えると、このテーマは凄く斬新だったと思うし、きっと、その当時の私だったら二人に秘められた謎も、直截的な単語で明かされるまで予想も出来なかっただろう

とは言っても現在であっても、"その本人達"(本作品の鞠子と双葉、その二人の母と晶子)の気持ちなど到底はかりしれない
それがこの作品では、凄く切なく表現されていた

双葉を見て「気味が悪い」と言ってのける晶子
下条さんの決定的な言葉を聞いてしまい、""分身としての自分"など存在すべきではなかった"としか考えられなかった鞠子
娘の顔が自分に似てないことに拘ってしまう自身を責めていた母

私は、なんとなく
自分と同じ細胞を持つ人に対しては、自然に愛情が湧くのではないか、と思っていた
それだけに、双葉と同じように晶子の言葉にショックを受けた

でも、自分がもし、それぞれの立場になったら・・・
と、考えるてみると、むしろ東野圭吾の描いた人物達は誰も彼もが凄く現実的に思える

やっぱり下条さんの立場だったら「貴重な実験結果」だと思ってしまう
伊原の立場だったら、最先端の科学技術を使って大切な人を救いたいと思う

そして、自分の娘の顔が、夫が昔愛していた人と同じだと知ったら、それまで通りではいられない
自分が若くて美しかった頃と全く同じ姿の人物が現れたら嫌悪感を覚える

全ての人が満足できて、それを執り行う医師の科学的欲求も満たす・・・・・
そんなことは不可能だ

この作品が書かれた当時以上に、有り得ない話、では無くなっているだけに
医学上の倫理」のようなものを改めて考えさせられた

ブログランキング

371_95


アトノマツリノアト

2006-10-13 23:55:16 | 独り言

ず~~っと米米の余韻に浸りっぱなしです

仕事ヤル気が出ない時には
一所懸命生きないと、てっぺーちゃん達に恥ずかしいワ
"いっしょ~けんめ~そ~んふぉゆぅ~♪"って頭の中で歌って踊ってるし

テニスでヘロヘロになると
"老化現象!自然現象!"って拳を握っちゃうし

ちょっといいことがあると
"Eヨ!Eヨ!"って、親指立てちゃうし・・・

気が付くとずっと頭の中は米米メドレーが流れてるし・・・

相当重症

もっかいライブ行きたいなぁ  249_98


プロデューサーズ

2006-10-13 05:56:17 | 映画など_いろいろ


ミュージカル
プロデューサーズ

ブロードウェイで今もロングラン上演されている作品・・・・・らしい

メインキャストもほとんど舞台版と同じ・・・・・らしい

なるほどなるほど
内容もダンスも歌もどれもすごく良く出来ている筈だ,と、納得

ナチやゲイや老人やアイルランド訛り・・・・そしてお色気も
それを笑いのネタにしてしまっていいのかい?というスレスレのお笑い満載なのが凄く新鮮

それ以外にも、言葉のギャグとか、ゲイやナチに関する皮肉を含んだ笑いなど、多分私はちゃんと理解できていない笑いもいっぱい散りばめられていたんだろうなぁ、と、ちょっと悔しかったけど・・・・
なんとなく、笑って欲しい、という雰囲気が画面に漂っているんだけど、理解できないシーンがいくつか・・・・・

人に紹介するとしたら、「下品」、「ドタバタ」、「おバカ」、「濃厚」といった単語ばかり浮かんでしまうのだけれど、コレは全て誉め言葉のつもり

ここまで豪華に楽しく作りこんだ「くだらなさ」に、エンドロールの最後の最後、自宅のリビングで思わず拍手をしそうになった

特に、劇中劇「春の日のヒトラー」がすばらしい!
あれだけでも全編しっかり観てみたいなぁ

★おまけ
  ユマ・サーマンはとってもお茶目でかわいい
  彼女がスウェーデン訛りで上目遣いに自分の名前を言うシーンは何度観ても見とれちゃう
  キル・ビルよりこっちの方がずっといいよぉ
 
★おまけ
  Hold,me、Touch,me  のお婆ちゃんは、またまた"アノ人"
  (ネバーランド・おまけつき新婚生活・チャーリーとチョコレート工場)
  あんな、強烈なお色気ネタもイケちゃうのね

(2006/10/9 DVD) 249_98
ブログランキング


クロスファイア

2006-10-12 04:31:32 | 映画など_いろいろ


宮部みゆきのベストセラー作品の映画化
クロスファイア

原作を読んだのはもう随分前
なので、主人公がパイロキネシスを使って悪者を倒す・・・・くらいしか記憶に無く、その他の細かい設定などは忘れてしまった

でも、それが却って良かったのかも知れない

いやぁ、なんか安心して楽しめた
昔の怪獣映画を、それも途中から観てるみたいな気分(怪獣は出てこないけど

悪役陣の目的、主人公の背景、苦悩、彼女に惹かれる男性の葛藤・・・そういう"説明されるべき部分"を全てさらりと流して、一気にごぉぉーっと燃やしてどかーんと爆発させる

わ~、凄かったね~
矢田亜希子も長澤まさみもかわいかったね~  
オシマイ

って感じ

まぁ娯楽大作として観ればそれでいいのかもしれないけれど、中途半端に取り上げた、"少年法や官僚体制のいい加減さ"、みたいなものや、少女時代の主人公に「私は人間じゃないの?」とまで言わせた、超能力者特有の"他者と違うことに対する苦悩"などが、全て宙ぶらりんのままになってしまっていたのはなんだか無責任な気がした

そもそもガーディアンってなんだったんだろう・・・・・

★おまけ
  長澤まさみはこの作品でデビューしたらしい
  かわいい~♪
  それにしても、当時彼女をグランプリに選んだ審査員の目は凄い
  顔の可愛さや足の長さはもうこの時点で出来上がっているからともかくとしても、
  今のナイスバディも予測できたのかしら

(2006/10/8 DVD)  340_135


再会感激祭

2006-10-12 00:24:47 | 音楽など_米米CLUB

10日・11日は米米クラブ再会感激祭「マエノマツリ」編「アトノマツリ」編 に行って来ました

まだまだツアーの真っ最中なので内容は控えますが、もう大感激大興奮ついでに、戻ってきてくれた米米に大感謝です

2日目の11日はオープニングとボーナスの最後でボロボロ泣いてしまいました

歌って叫んで跳んで踊って、終わった後は声はガラガラ体はヘトヘト

てっぺーちゃんがマジぼけして歌詞忘れたり出だし間違えたりMCトチったり・・・というのもライブならではで大笑い
ソーリー系の歌も、アドリブギャグも満載で、両日とも約2時間半、がっちり楽しんできました

とにかくメンバーも観客も
もうそういうコトするトシじゃないでしょ、普通・・・」という年齢層の人達ばかりなのに(いや、もちろん私も含めて)みんな元気元気

てっぺーちゃんが何度も何度も
「みんな元気だったか~、また会えて嬉しいぞ~」
「一所懸命生きてきたか~、オレ達は一所懸命生きて来たぞ~」

と叫んでいたのもなんだか感動しちゃいました

新しい曲はDVDで練習していたけど、昔の曲はちょっと練習不足でちゃんと踊れなかったのが悔やまれますが・・・・
(踊るのに必死になってちゃんと歌えなかったり・・・・
  シュークって凄いなぁ)
 
何と言っても・・・・・一番よかったのは・・・・・

あ!・・・・これ以上書くとネタバレになっちゃうのでやめときます
公式BBSでネタバレ禁止しているからには、ちゃんと従わねば

しばらくは脱力状態です、きっと・・・・
期間限定復活じゃなくて、ずっと活動続けて欲しいなぁ・・・・・