う~ん、つまらなくはないけど、"いい!"と言うのはちょっと抵抗が・・・
「インサイドマン」とよく似た導入部分
二転三転する中盤~後半
種明かしからエンディングへ
一番面白かったのは前半~中盤にかけてかなぁ
途中から色々な部分での強引さや粗が目についてしまったのがちょっともったいない感じだった
交渉相手に仲間(カーロ)を選ばなかったのはどうしてだろう・・?
とライアン・フィリップがつぶやくあたりで、ジェイソン・ステイサムが怪しく思えてくるし、そのジェイソン・ステイサムが主役でありながら余りにも早く死んでしまう、というのも"そんなワケないよねぇ"と思ってしまうし・・・・と、もうちょっと気を遣えばいいのに、といういくつかの小さなコトが原因でどんでん返しの効果がちょっと薄れてしまった気がした
それと、タイトルにもなっているカオス理論
もったいぶって語られる割に、あまり活かされていなかった気がした
個人的にジェイソン・ステイサムがあんまり好きじゃなくて、なんだか彼は腹黒いという先入観があるので(ファンの人ゴメンナサイ)余計、ラストが「やっぱり」になってしまったのかもしれない
★おまけ
相変わらず、ウェズリー・スナイプスはすごい存在感だなぁ
あのギョロ目で睨まれたら、絶対逃げられなさそう
★おまけ2
ライアン・フィリップスがまだちょっと力不足かなぁ
かっこいいんだけど、ちょっと影が薄くて・・・・・(またまたファンの人ゴメンナサイ)
★おまけ3
素直に"面白かった"と言えない最大の理由は、一番の悪者がのうのうの逃げちゃったこと
そういうのはあんまり好きじゃない
(2007/10/14 DVD)