おやじのライフスタイル

志は少年で、理想を求めて七転八倒のライフスタイルマガジンです。

和奏林@箱根

2009-02-07 09:18:12 | お出かけ
「御殿場プレミアムアウトレット」を後にして、本日の宿へ妻の運転で向かいます。妻は前回の箱根旅行の時に教えた山道のドライビングテクニックを覚えていて、今回は山道でも少し安心して車に乗っていられます。本日の宿は「和奏林」という会社の健保組合の施設です。行ったことがある人に聞いたところではとてもよい施設だそうです。元箱根にありますので、芦ノ湖の近くです。妻の運転なら1時間くらいを考えています。

外は相も変わらず外は雨です。雨の山道を行きますので、1時間とはいえ景色が見えないので少し退屈です。NAVIですと近くに来ましたが、なかなか宿が見つかりません。このあたりは湖畔から少し登ったところにあるので、林の中に建物があるので目印になるものがありません。


(元箱根の和奏林(わそうりん)です。平屋に見えますが2階建てでした。)


(館内は中庭をはさんで球面状の廊下でつながっています。)


入り口から見ると平屋に見えますが、実際は入り口は 2 階にあります。 中に入るとロビーがあり中庭をはさんで曲線で組まれた空間が広がります。 綺麗で良かったです。前回の山中湖は残念だったので。(記事にもしていません。) 受付でチェックインをして客室に案内されました。和室と和洋室があります。二人だから和洋室かなと思ったのですが、和室でした。凄く広い。今回の旅行は(というか今回の旅行も)完全に雨なので宿でゆっくりとするしかないみたいです。そうなるとこんなに広くて綺麗な部屋なら快適です。そうなると楽しみは夕飯ですが、その前に私はひと風呂です。


(とても広い部屋でした。15畳くらいありました。)


(机の上に置かれた寄席記細工の箱。中はソーイングセットとサビオが入っていました。)


(机の上に置かれたお土産です。「ぴりりしいたけ」は美味しかったのでお土産に買ってきました。)


お風呂は温水プールをはさんで男風呂と女風呂です。内風呂、露天とサウナがありました。。硫黄の臭いがしますがお湯は濁っていませんでした。大きさも部屋数の割りに大きかったです。朝には男風呂と女風呂が入れ替わるのですが、結果的には左右対称なだけでまったく広さも趣も同じでした。ゆっくりお風呂に入り、夕食まで部屋でビールを呑みながら食事の時間になるのを 待ちます。ここの食事は冬の間は鍋のコースです。「 山海寄せ鍋 」「 茨城産黒豚鍋 」「 鯛ちり鍋 」の中から選べます。私たちは「 山海寄せ鍋 」予め頼んでおきました。ついでにお刺身の盛り合わせと鮑を別注で頼んでおきました。


(夕食までお風呂でゆっくり。)


時間になったのでレストランに行きますと、すでに何組かは席についていました。まづは先付けです。いかとウニの和え物(烏賊雲丹味噌和え)でした。その後にコースに付いているお造りと別注で注文したお刺身の盛り合わせです。この盛り合わせは本当にすごかった。メインは高級魚のホウボウ。マグロ、ヒラメ、鯛、イカ、ボタン海老、サーモン、貝などです。これで3,150円ですからお得ですね。ほかのテーブルでも注文してありました。ホウボウは釣りの時に友人は何度か外道として釣るのですが、私は釣った事がなく初めてたべます。白身の少し甘く、またコリコリして美味しかったです。


(先付けの烏賊雲丹味噌和えです。)


(コースに付いていたお造りです。)


(別注のお刺身の盛り合わせです。豪華ですね。)


次は鍋です。私たちは「 山海寄せ鍋 」を選択しました。海の幸は伊豆半島の「金目鯛」「鰆(さわら)」「烏賊」「蛸」「海老」などで山のものは「榎木茸」「椎茸」「竹の子」などでした。お鍋ができるまでに揚げ物がきます。妻は黒豚の味噌包み揚げ、私は合鴨をお餅で包んだ揚げ物を頼みました。揚げ物を食しているうちに鍋もできました。私は冷酒をちびりちびりやりながらの食事です。保養所といえども冷酒だけでも10種類くらい置いてあり、その中から東北の冷酒を順番に頼んでいきました。


(鍋の材料です。)


(妻の黒豚の味噌包み揚げです。)


(私が注文した合鴨の揚げ物です。)


年が明けても忙しさも変わりませんが、こうやってたまにゆっくりできれば言う事はありません。天気が悪いですが、考えようによってはその分欲張らずにゆっくりできます。毎日忙しいですが妻とゆっくり温泉でのんびりとできるのはいいものです。宿も期待して以上の品質でよかったです。


(これも別注のあわびのステーキです。)


(鍋の締めのうどん。)


(食後のデザート。)


大満足の夕食後、部屋には布団が敷かれて枕の上に折り鶴が一羽置かれていました。二人で「ゴールデングローブ賞」の授賞式をTVで見ながら私は寝てしまいました。雨の中、明日はどうしようかな。。。


(枕の上には折り鶴が。)