東京大阪ラプソディー

私が生まれ育った故郷「東京」の友人たちへ、また私の「大阪」での生活を知る心優しき人たちに、徒然なるままに綴っています。

Sくんのお宮参りへ…

2012-08-11 17:17:12 | 日記
 息子の長男Sくんが誕生から1ヶ月ということで、近所のお宮さんにお参りに出かけた。

前日に写真撮影を行うスタジオAへ赤ちゃんに掛けるお宮参り用の着物を借りた。
この着物は父方のお母さん、つまり家内が赤ちゃんを抱いて一緒に羽織るしきたりになっている。
着物の紐に紐銭とか縁起物を結んでお参りをする慣わしもあるので、それにも従う。。。


暑い最中のことなので、少しでも涼しい午前中にお宮参りだけでも済ませておこうという魂胆で、
朝早くから各地を出発して一旦みんなウチに集合。歩いて5分ほどのW八幡大神宮へと家族一同で赴いた。

表通りを一筋中に入れば昔ながらの住宅が建ち並び、まだまだ下町の風情が其処彼処に色濃く残るこの辺りに古くからあるW八幡は、「大阪冬の陣」で東軍佐竹の軍勢が陣を置いた場所としても知られている。
鬱蒼と茂る鎮守の森に耳障りなほどの蝉の鳴き声が響きわたる境内。

数年前に鎌倉の鶴岡八幡からこちらに赴任されてきた宮司さんは、地域活動にも熱心で私たち夫婦とも気心の知れた方だ。選挙の折にはこの社務所をN先生の演説会場として快く貸していただいたり理解も深い。
厳かに祝詞を奏上していただき、Sくんも神さんに認められ終始ご機嫌麗しくいてくれた(笑)
Sくんはお下がりをたくさん頂戴したが、私もここで育ったゴーヤとキュウリをいただく。

家でひと休みしてから、近所のショッピングセンター内にあるスタジオに写真撮影にでかけることに。
目移りするほどたくさんの衣装が展示してあったが、息子夫婦は結構素早く3点ばかり選択。
撮影と写真選択に2時間ほどの枠があるので余裕かと思っていたが、そこは主役は赤ちゃん。。。
想定外のことも多々ある。
衣装や写真の選択にもたもたしていたら時間はなんぼあっても足りない(ウチも2時間半!)。

スタジオは女性ばかりの職場で、撮影もセッティングも子どもをその気にさせるのも全て彼女らが懸命にこなしてくれていた。そして現場に行けば分かるが、向こうもなかなかの商売上手。
親や祖父母をその気にさせるのも得意のようだ。あの手この手で、じぃじやばぁばは(笑)・・・


しかし、Sくんは本当に手のかからない良い子で感心することしきりであった。
途中で何回かオシメを換えたり、おなかが空いたとグズることもあったが、それ以外は終始大人しくて
気性の激しい埼玉のRくんとは全然違うような気がする・・・(笑)


本当にエライかったぞ~Sくん! 
急激な温度変化にも耐え、こうして生まれて初めての長距離ドライブ(神戸ー大阪)とお宮参り、写真撮影を堂々とこなしてくれた。
スヤスヤと眠るSくんを傍らに見ながら、この日のお酒が事のほか美味しかったのは言うまでもない。。。

この夏はこれから盆明けにRくんとの再会、RくんとSくんの初対面などなどが控えている。
私も十分に体調を整えてみんなを迎えたいと思う。