とある何でも屋スタッフブログ

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業務の一員としてではなく超・個人的なブログ。

節分でした

2012-02-03 | 近況
はい、年中行事はいたしません(^_^;

でもね、日本人として「この日にはこれをする」意味を知っておきたいです。
大切なのは意味!そして由来!!

それを知った上で、行事をするかしないかは自分で決めて楽しむ・・・というのがワタシの理想的な行事のありかたです。

しかし多くの日本の行事はもともと宮中行事。
だから日本の神話を知っていたり、日本の「神」とされる登場人物を知っているとわかりやすいのだそうで・・・。(桐井家の家族談)

めんどい!

というより、そのうち読みたいけど今は読む気が全くといっていいほど皆無の「古事記」とか「日本書紀」とかを知っているといいということなのですな。
・・・・まあそのうちねー (´д`)←やる気なし

で、節分。
節分というのは季節の分かれ目を指し示す言葉で、新暦2月3日は立春の前日。
だから立冬、立春、立夏、立秋の前日はすべて節分ということになりますね。
旧暦では大晦日なのだそうですね。だから新年を迎えるために邪気払い、疫病払いが行われたのだそうです。除夜の鐘と意味は同じでしょうか。
これは元々中国の大晦日の行事で、それが奈良時代に日本に輸入されたんだとか。
で、節分には邪気が生じると信じられていたため、それを祓うのがこの行事。


豆まきの週間は室町時代以降に広まったらしいです。このころはまだ宮中行事。
庶民に広まったのは江戸時代以降だとか。

「鬼は外、福は内」といいながら炒り豆を撒き、まいた豆を自分の年の数より一つ多く食べると病気をしないというこの行事、室町時代に寺社が行った「豆打ち」の記録があるそうです。

豆=「魔滅」。・・・ダジャレかっ(^_^;)
まあ、日本の行事はだいたいがダジャレですな。

炒り豆を使うのは、厄払いに使った豆は「捨てる」ことが大切なため、そこから芽が生えるのは都合が悪いからだとか。
(東北、北海道では落花生を撒く習慣があるのだそうですね)

イラストにある鰯の頭と柊も節分のアイテムですが、これを知っている人も世代的にはワタシぐらいまででしょうか?
鰯は生臭いから鬼が寄ってこない(あるいは生臭い臭いで鬼を戸口に誘い込む)、そして家に鬼が入ろうとしても柊のトゲトゲが鬼の目を刺すので、鬼が逃げていくということで、この柊鰯を戸口に刺しておくのです。
邪気は自分から生じるのに鬼のせいにしていた子どもの頃のワタシ・・・・鬼さんごめんなさい。

関西では恵方巻き、あるいは丸かぶり寿司を食べる習慣があるそうですね。
今はすっかり商業作戦で全国に広まったこの巻き寿司。
その年の恵方(歳神様がいる方角。2012年は北北西だそうです)を向いて丸ごと太巻き寿司を「沈黙しながら」食べる。
「無病息災を願いながら食べる」という説と「願い事をしながら食べる」という説があったり。
「元々は遊郭で流行っていたわいせつなお大尽遊びが始まり」という説もあったり「大阪鮓商組合が1932年に宣伝した」「海苔会社が儲けるために1973年にチラシを出した」とか・・・。
これも起源があやしいです。

でも・・・ワタシは寿司が大好きです!
だから、節分が終わった頃にこっそり太巻き寿司を作ります。
さんざんあちらこちらでキャンペーンをやってくれるおかげで、ワタシの頭の中は「巻き寿司だらけ」になるのです(@_@;)
今年も近々太巻きを巻き巻きするでしょう。


さてさて、明日からは春ですぞー♪