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正常化

2010年02月25日 23時28分18秒 | Weblog
欠席をしていた党が出した議運委員長解任決議案と議長の不信任決議案は、与党などの反対多数でそれぞれを否決。この採決を機に審議に復帰したことにより、"国会は正常化した"と報道されています。

構成員が全員出席すれば、正常化なのですか。そうではないでしょう。

政治と金の問題は蓋をされたままです。これをちゃんとやっていないのに、正常化などという言葉を使うのは以ての外ではありませんか。

その衆院議長ですが、これまでの方は何やかや言われながらも、中立の立場で打開策探り、それなりのこともやってきました。
今の人はどうもそうではなさそうで、指導力が疑問視されるようですね。


特例会見を巡り、野党から批判を浴び、また、統一ルール作りを要請されていた政府ですが、公的行為が多岐にわたるので、それぞれについて個別に判断するとの見解を示しました。

国の行政の最高機関が、行き当たりばったりで物事をすすめるのですか。
これが正常な姿でしょうか。多岐にわたろうがどうしようが、規則というものは、想定しえる全てに付いて決めることが出来るでしょう。そして、ここに記載のない場合は、関係者が協議し、決定する。というのが普通でしょ。
それができないのなら、今までどおり宮内庁の判断に任せればいいではないですか。何の不都合もなかったことを破ったのは現政権なのですからね。
判断基準を持たないなんて、何と頼りない政府でしょうか。結局は、自分たちに都合のいいようにやりたいってことでしょう。

民間でもそうしましょうよね。多岐にわたるので、起きた事柄に付いて、最善の方法で処理していますって、やりましょう。


米で行なわれた公聴会について、記者団に問われた首相、「・・・、改善していく姿勢を貫くことを期待します」と。

国民はね、政権公約に掲げたことを実行することを期待していたのですよ。
にも拘らず、貴方の姿勢は貫くどころの話ではなく、その場限りの八方美人発言ばかり。金の掛からない選挙を目指して代議士になった初心を貫いてくださいよ。それができていない今、どう処すべきか、答えは一つですよ。


関西同友会が、関空の上下分離案に言及。遅いねぇ。いや、ここだけではありません。関西の各自治体も、経済団体も、有識者も、関空の二期工事をどうするのかの問題が出たときに、いや、それ以前から、口を揃えて、上下分離方式実現を、といい続けるべきだったのですよ。
関空の正常化は、国が作った多額の有利子負債の解消と伊丹の縮小、廃港が出発点です。


今日の午後は、橿原考古学研究所の講堂であったALOS利用協議会などが主催する「宇宙考古学シンポジウム」に行って来ました。
ピラミッドの辺りの衛星画像の分析から、この辺りに埋まっていそうだと発掘、新たなものが見付かった話があります。砂漠の地表(即ち、砂)がそのままある所では、衛星が撮る様々な波長の映像から、埋没しているものを発見することは可能でしょうが、人工的な構造物や植物で覆われている国内の遺跡近辺で、どのようにして?って、期待して参加しましたが、残念ながら、いやいや、当然のことながら、そんなことができる訳もなく、期待は裏切られました。しかし、衛星画像の分析が様々な分野で利用され、あるいは利用されようとしているかのお話は、有意義でした。
ご興味がありましたら、一度、御覧ください。
陸域観測技術衛生「だいち」(ALOS)
ALOS利用協議会 
東海大学情報技術センター


はやぶさの最接近距離が凡そ31万kmになり、月の軌道よりも内側に入りました。
この後も、軌道変更がうまくいくように願っています。


いやあ、暑かったですね。少し歩いただけで汗びっしょり。それもそのはずで、5月並の陽気にだったようですね。明日は西から雨に。
明日の午後、涙雨は見たくありませんね。